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【5日目・キングスキャニオン】平成最後の登るウルル!豪州3000km縦断たび

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キングスキャニオンについた僕らは、巨大な渓谷を目の前に呆気にとられます。
ウルルやカタ・ジュタとは違った非日常な風景に、また一つ新たな境地を味わったのでした。

5日目を終えて

(絶景を目の前に)あー、こっちは大したことないな

全然大したことありますけどね!?

絶景ばっかで感覚狂ってきてるな(笑)

5日目のルート
キングスキャニオンリゾート
 ↓(車)
キングスキャニオン
 ↓(車・4時間)
アリススプリングス空港
 ↓(バス)
JUMP INN

給油してランチを買う

キングスキャニオンの朝焼けを狙おうとしたところ、また寝坊したのですっかり朝。9時半にチェックアウトすることになってしまいました。

チェックアウト前に朝食にスーパーで買ってあった、最強にうまいシリアル「NUTRI GRAIN」を食べました。これ、本当にうまいです。プロテイン入りなのでパワーがもりもり湧いて出る感があります。

キングスキャニオンからウルルと、アリススプリングスまでの約400kmくらいの間はガソリンスタンドが1件もありません。ので、リゾート内のガソリンスタンドで給油しておき、スタンドのショップでランチ用にトーストも買っておきます。

巨大渓谷、キングスキャニオン

キングスキャニオンはワタルカ国立公園内にある超巨大な渓谷です。

ウルルからだいぶ離れたところにありますが、例に違わずハエはたくさんいるのでハエよけネットは必須です。

渓谷を一周するリム・ウォークを歩く

渓谷には散策路がいくつかあります。一番ポピュラーなのは3~4時間かけて渓谷の周りを一周する「リム・ウォーク」です。僕らもせっかくなので一周してみることに。写真を撮ったり、横道にそれながら歩くと普通に4時間はかかりました。

渓谷の下を歩く、「キングス・クリーク・ウォーク」という45分くらいのコースもあります。

最初に500段あるという石の階段を登ります。始まりにして最高にキツいです。

見どころはたくさんありますが、「古代の砂丘」や、風化した岩の集まり「ロストシティ(古代都市)」なんかはトレジャーハンター感があって男心がくすぐられます。

そして一番の見所は、なんといっても世界で最も大きな地割れ(らしい)です。
崖は手すりやロープなどの人工物はほとんどありません。「崖から2m以内に近づかないでね」、「崩れそうだから登らないでね」という看板がところどころにあるのと、ウォーキングコースの矢印があるくらいです。

高所恐怖心を喪失する

しばらく崖周辺を歩いて自撮りしていると、次第に高所恐怖心を失います。たまにこういう絶景スポットで自撮りして転落死する人がニュースになりますが、今が完全にそういう状況で、安全よりも「すげー景色を写真に収めたい」という気持ちが強くなっちゃうんですよね、怖い怖い。

崖から落ちれば100mくらいありそうな高さ。死は間違いないです。

そこら辺にある溝でさえめちゃめちゃ深いので、挟まったら一巻の終わりです。
ただ、終盤はなだらかな下りになっていて比較的楽でした。時間も迫っていたのでトレイルランナーばりに走って下りました。

試練:夕方までに470km先の街に行け

さて、今日の試練の時間がやってまいりました。

ハイキングを終えるとすでに時刻はお昼過ぎ。レンタカーの返却時刻が4時間後に迫っていまいた。アリススプリングス空港内のレンタカー屋までは3時間くらいの予想だったので、アリススプリングス市街で給油して返しても間に合うはずでした。

言い訳ですが、ガイドブックに「アリススプリングスから車で約3時間」って書いてあったので信用してましたが、Googleマップのナビによると、所要時間は5時間45分とのこと。

Googleマップのナビって結構正確なんだよな・・・
やばい、返却まで時間全然足りない

とりあえず最善を尽くすのみ。進むぞ

ここからは二人で血の滲むような努力をしました。

結果、470kmの大移動と給油と返却を4時間以内にやり遂げました。
多くは語りませんが、人には不可能なんてないんだなって思わされました。

バックパッカー向けホテル「Jump Inn」

僕は午後5時に空港の前に立っていました。まだ生きていることに感謝しつつ、バスに乗りました。

アリススプリングス市街まではバスで向かいます。ホテルの前まで運んでくれて便利なんですが、車で15分の街まで一人$17(約1300円)とちょっと高めです。

今日の宿は相変わらず安さで選んだので(2人で5600円くらい)、特段期待はしていませんでした。

ところが、このホテルは何もかも快適でした。アジア系で若くて愛想が良くて顔もかわいいフロントの女の人や、めちゃ人懐っこいワンコ、気まぐれな猫ちゃん。

そしてプールもあるし、キレイな共用シャワー・トイレ、充実の共同キッチン、洗濯機・乾燥機(有料)も揃っていました。

レストラン&バーも併設している充実っぷり

小さな街のアリススプリングスにも、飲食店はいくつかありますが、結構な確率でアジア料理店なんです。
中華、韓国料理、インド料理など。オーストラリアは比較的歴史が浅い国なので伝統的な食事が少ないのはなんとなくわかりますが、なぜかみんなアジアが大好きすぎです。

ホテルに併設しているレストランも、例に違わずアジアンレストラン&バーでした。そしてびっくりするほど店内がオシャレ。とても田舎町とは思えません。
台湾料理をメインに、魯肉飯(ルーローハン)、大雞排飯(ジーパイハン)やBao(中華まんみたいなもの)などが食べられ、お酒はクラフトビールがたくさんおいてありました。

台湾でご飯が食べられなかったのもあるので、大雞排飯を頼んでみましたが、ちゃんと台湾で食べたことあるような料理が出てきました。
料理がめっちゃ美味いし久々のビールがうますぎる・・・な夜でした。

6日目につづく

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