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【岐阜】紅葉、白川郷。日本の秋を世界遺産で感じる

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四季に恵まれた日本では、山々の自然は季節によりいろいろな顔を見せます。
秋の風景と言ったらやっぱり紅葉。代表的な原風景の白川郷で、紅葉を楽しむのはどうでしょうか。

どうも。プリズン・ブレイクを第1シーズンから見始めてドハマリ中のはしのです。僕も面倒な平日からブレイクしたいです。

雪景色、ライトアップされた合掌造り。山々に囲まれた藁葺の原風景と光照らされた雪は非常にコントラストがよいですが、どうでしょうか。ライトアップは所詮、人工的なものです。伝統と自然が形成した造形美というより、現代アートです。

赤黄に染まる白川郷

そこで提案したいのが、秋の白川郷。

紅葉が有名な景勝地は日本全国にたくさんあります。紅葉と京都の寺社仏閣も相性がいいし、秘境にあるような名所もあります。
それこそ中部地方は、北アルプスや南アルプスなど自然豊かな山脈に囲まれていることもあって、人知れず紅く染まっている山々がたくさんあります。

白川郷の紅葉期間 10月下旬〜11月上旬

白川郷の紅葉は、まさにいま見頃

例年、京都は11月下旬~12月上旬ごろが見ごろです。平均気温が低い白川郷では、それよりも1か月くらい早く紅葉をフライングゲットできるんです。
おすすめは文化の日のある11月の1週。といっても今年は文化の日が土曜日なので三連休ではないですが…

秋、意外と空いています

去年はこの三連休を利用して岐阜旅行に繰り出したわけですが、ちょうどよい空き具合でした。

まぁでも、そう言いつつ混んでるんでしょ、と思うじゃないですか。んん~、半分正解です。
当然といえば当然ですけど、白川郷は世界遺産。交通手段もマイカーかバスかしかないし、村自体が広くないので駐車場も道路の幅も限られます。
車で白川郷ICを降りるとすぐ、最初の信号あたりから長い車の列。1本の細い道にたくさんの車が一極集中するんです。臨機応変に空いている小道を選択して通るのは賢い判断ですが、中には住民用の生活道路や行き止まりの道も多いので、裏道の通行や駐車はできるだけ控えましょう。

白山白川郷ホワイトロードを使って「みだしま公園臨時駐車場」まで行くと、道も駐車場もガラガラでした。村内も、車の列から想像したほどの混雑ではありません。まぁ、雨だから空いてたっていうのもあるかもしれないですが(笑)

雨でもなんとか映えるのが秋です。ビニール傘や蛍光色のカッパを着た人たちが写真に写ってしまうのを我慢すれば、雨の紅葉狩りも悪いものではありません。霧や虹など幻想的な瞬間に出くわす可能性もありますからね!

そして、白川郷では実は冬だけではなく、秋もライトアップもするんです。

野外博物館合掌造り民家園ライトアップ

9月15日~17日、9月22日~24日、10月6日~8日、11月1日~4日(予定)
開園時間:18:00~21:00(入園は20分前まで)
※ライトアップは、いずれも日没から点灯

(白川郷観光協会HPより)

ほくほくのうどんを食べよう

「食事処たなか屋」

意外と空いています、とは言ったものの、白川郷で昼飯にありつくのは楽なことではありません。食事処の数が限られるのもそうだし、店ごとのキャパシティ、回転率など、すべてが混雑緩和のために最適化されているわけではありません。すんなり席に座れることは少ないと思います。
といっても僕の場合、午後1時頃にお店に入って、うどんが出てくるまでに30分でたどり着けたので、タイミングと運次第といったところ。

あらーかわいらしい子猫ちゃん。どうやらこのお店の看板猫のようです。いいですね、「古民家と猫」は「こたつとみかん」、「ごはんとみそ汁」とおなじくらいの相性を発揮しますよね。ついつい看板猫に誘われて店の中に入っていました。

看板メニューは、岐阜県の郷土料理、朴葉(ほおば)味噌と飛騨牛、魚、温かいそばと白米、山菜と漬物がセットになった1700円の定食。
合掌造りのなかでご飯を食べる機会なんてそうそうないし、朴葉味噌定食は基本的に飛騨牛とセットなので、どこで食べてもそこそこな金額しますからね。比較的お手頃価格だといえるでしょう。

僕の場合、朴葉味噌と飛騨牛は前日の宿の夕飯で食べていたので、ここでは背伸びせず「天ぷらうどん」を食べました。心温まる、優しい味でした。

暑すぎず寒すぎないのも秋のよいところ

冬の白川郷は、尋常ではないほど寒いです(行ったことないけど)。
空気が澄んでるし、新雪も踏みたいしと朝に行ってみるとめっちゃ寒いし、ライトアップを狙って夜に行ってみてもめっちゃ寒い。僕は冷え性なので寒いのはキライです。かといって今年の猛暑のように命に関わる暑さも困ります。

秋なら、降雪しない限りマイカーでも来やすいし(山道は凍結や積雪があるところがあるのでスタッドレスタイヤは必須ですが)、手をかじかませてシャッターを押す必要もなく、反対に暑さに汗をにじませることもありません。

それに、このくらいのほどよい寒さのときのアツアツのうどんが一番染みる感じがしてうまいんです。わかるでしょ?ね?

展望台から町並みを眺める

うどんで心も体も温まったところで、食後の運動も兼ねて、荻町城跡展望台(城山天守閣展望台)まで登ってみます。事前に調べた感じだと、バスを使う人もいるとかいないとかだったので、ちょっと心構えて展望台を目指します。

…と思っていたところ、食事処のお姉さん(表現がオッサンくさい)が「お店から展望台までは歩いて10分くらいなのでオススメですよ」と教えてくれました。あれ、そんなもんなの!?
言われたとおりに店の前の道を山沿いに登っていきます。舗装された登山道のような道は落ち葉のじゅうたんになっていて、まだ鮮やかな色に染まっていました。

実際、10分~15分くらいで展望台に辿りつきました。かなりキツい坂道を想像していたんですが、緩やかでプチハイキング気分でした。

ちょっと登っただけですが、景色は壮観です。まっすぐ伸びる白川街道と右手の庄川、それを囲む山々がとてもきれいです。白川郷に来たら外せないスポットですね。

さいごに

なんだかんだ言って、白川郷は世界遺産。
世界中な知名度のある日本の歴史や伝統の象徴、それが白川郷の合掌造りなんだと思います。日本の素晴らしい四季を、日本を代表する地で味わってみてはどうでしょうか。

行くなら今。いまです。

 

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