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【特集】オーストラリア12日旅、いくら使った?なにをした?【旅の振り返り】

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年号またぎの大連休となった2019年のゴールデンウィークに、僕は先輩のハルキさんとオーストラリアに行きました。

エアーズロックに行ったり、3000km運転したり、動物を轢いたり、夜景クルーズしたりと、超濃密な旅になりました。全日程のルートや、使ったお金、オーストラリアで感じたことなど全部まるっと総集編としてまとめた形でお送りします。

どうも、はしのです。無事帰国して、いつもの暮らしが戻ってきました。楽しかった思い出を糧に頑張ります。

オーストラリア旅の総振り返り

波乱万丈だったオーストラリア旅。超長い旅の内容を、知らない人のために僕らの旅を超要約するとこんな感じです。

31時間かけて行ったエアーズロックに登れなかった

異世界のような荒野を3000km運転した。

高速道路でカンガルーを轢いた

辿り着いたシドニーは酒池肉林だった。

はい、もうね、波乱万丈でした。3年分の楽しみと5年分の困難と10年分の絶景を味わった感じでした。とにかく、めちゃくちゃいい経験になりました。

「平成最後の登るウルル!豪州3000km横断たび」の個別記事で詳しく書いてあるので、ぜひお読みください!

オーストラリア12日旅のルート

僕らの10泊12日旅を大まかに分解してそれっぽい名前をつけると、こんな感じになります(1日目、11・12日目はほぼ移動のため、特にテーマはありません)。

【2〜5日目】中央部・ワイルドライフ(砂漠編)
【6〜7日目】南部・カントリーロード(草原編)
【8〜10日目】南東部・アーバンタイム(都市編)

旅行中に僕が載せたツイートと一緒に、記事を紹介していきます。

日本を出て、台湾、シンガポールで乗り継いでオーストラリア・ダーウィンまで向かいます。しょっぱなからまとまった睡眠が取れず、時差がほとんどないのに時差ボケでした。

乗り継ぎはワクワクだったんですけどね。色んな国がプチ観光できてお得感あるので、僕は乗継便好きです。そんなことよりシンガポールすごすぎる!

【2〜5日目】中央部・ワイルドライフ(砂漠編)

アリススプリングスからレンタカーでウルル、カタジュタ、キングスキャニオンを巡り、アリススプリングスに帰ってきました。さらっと言ってますがこれだけで1500km走ってます。笑

幻想的なウルル、登れなくとも一度は目に焼き付けておくべきです。この世のものとは思えないくらいきれいでした。

風の谷のナウシカみたいな世界です。砂漠に、宇宙船みたいな超巨大な岩の塊が現れたときは衝撃的でした。

人里離れたってレベルではない、大陸のど真ん中なので、星は地球でトップクラスによく見えます。プラネタリウムみたいに天井に張り付いているだけみたいな星空には、とにかく呆然とすることしかできませんでした。

ウルルもよかったですが、キングスキャニオンは世界の果ての忘れ去られた渓谷って感じで、ゼルダの伝説の世界を歩いているようでした。パラセールあったら絶対飛び回ってた。

【6〜7日目】南部・カントリーロード(草原編)

アリススプリングスからアデレードに飛び、再びレンタカー(リロケーション)を借りて、ブルーマウンテンズを経由してシドニーに向かいます。また1500km走ります。

悪夢の始まり、オーバーキル・カンガルー事件は6日目の夜に起こりました。

頭のおかしくなるような距離を運転しきったからこそ、絶景を目にしたときの感動はひとしおです。あとちょっとで本当に頭がおかしくなるところでしたけど。

【8〜10日目】南東部・アーバンタイム(都市編)

ここからはシドニーに着いてからのお話です。今までの波乱万丈は何だったのかというほど優雅で快適な時間でした。海沿いさんぽ、動物園、水族館、遺跡などからオージーフードなど味わい尽くしました。

大自然に触れるのはとても素晴らしいことなんですが、やはり文明も素晴らしいです。この時代の人間に生まれてよかったと、心から思いました。

コアラかわいい。抱っこは出来なかった。

最後に「世界最悪の空港」という悪評高いフィリピン・マニラの、ニノイ・アキノ国際空港で乗り継ぎをしたのが印象的でした。いつかフィリピン旅もしたいな。

使ったお金は全部で…?

今回の旅は、貧乏人らしくリロケーションを使うなど節約するところは確実に節約しつつ、オージーフードやレジャー施設などオーストラリアで食べるべき・行っとくべき場所にはちゃんとお金を使いました。GWでなければもうちょっと安く済ませられたかな、とも思いますがね。

おおまかな内訳(一人あたり)

飛行機+手荷物 179,000円
レンタカー+リロケーション 21,000円
ガソリン 13,000円
宿泊 47,000円
食事 43,000円
レジャー施設 17,000円
おみやげ 10,000円
合計 330,000円

パッケージツアーで行くと、10泊12日だと航空券+宿泊のみのプランで、閑散期でも27万円くらいからです。行けるとしてもウルル(エアーズロック)周辺+ケアンズ/メルボルン/シドニーなどから1ヶ所だけで、運転することもなければ田舎町に行くこともないのでなんの冒険もできません。

僕らは全部自力でやった結果、きちんと冒険もでき、贅沢っぽいこともできて、10泊12日で総額33万円(一人あたり)。GWの海外旅行にしては非常にコスパ良く収められたと思ってます。

っていうかオーストラリアは日本人にとっては物価が高すぎなんです。感覚的には1.5〜2倍くらいなので、うかつにレストランに入ると値段が衝撃的です。

ちなみにオーストラリアでは賃金も高いです。アルバイトの最低賃金も時給$23(1900円くらい)とからしいので、収入も日本の倍くらいなんですね。普通に住みたい。

オーストラリア旅で使った○○

使ったデータ量 

2人で10GB($30)

オーストラリア国内でのデータ通信は、日本の通信キャリアのローミングは使わず、現地のプリペイドSIMを使いました。

オーストラリアではホテルやホステルのWi-Fiが有料だったり、なぜか繋がらなかったりすることも多かったのでモバイル通信は必須です。といっても、ウルルやキングスキャニオン周辺は人家がないので電波は常にないと考えてください。リゾート周辺にかろうじて飛んでいる程度です。

$2のSIMキットを買って10GB分チャージ。$30という値段は、レンタルWi-Fiよりも安いですがもうちょっとお得にできたかも。10日間テザリングしながら2人で使い、PCに繋いでブログの更新とかもやっていましたが、再チャージしなくても全然足りました。

使ったカメラのデータ容量

撮影した写真・動画 5,500枚以上

写真も動画も撮りすぎました。編集がえげつない大変さ・・・というかまだ全部見れてないかも、というレベルです(笑)

GoProの動画は1080p 30fpsで、一眼レフ(2台)の写真はRAW+JPEG(FINE)で撮影しました。

容量は合わせて400GB以上。PC持ってってなかったらSDカードが破綻してたところです。でももう一生撮れない瞬間だらけなので、撮りまくって困るくらいが丁度いいと思います。

使えたアイテム

オーストラリアに持ってってよかった、役立ちアイテムを紹介します。オーストラリアに限らず、旅行なら持っていきたいものばっかりですけどね!

ユニクロ・ウルトラライトダウン

ウルル周辺は砂漠です。昼は秋でもそこそこ暑いですが、朝晩は信じられないくらい冷え込みます。星を見に行ったり、朝焼けを見に行ったりと寒い時間に出歩くのに、防寒着が必須です。

コート・ジャケット(メンズ)ストアでメンズ ダウンジャケット250g 超軽量 ライト ダウン ジャケット 防寒 防風 暖かい ウルトラライト コート 通勤 カジュアル 登山 アウター 便利な収納袋付き (xl, ブラック)などがいつでもお買い得。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。

そんなときにちょっとした羽織物として一番役立ったのがウルトラライトダウンでした。さすがユニクロ。コンパクトで機能的すぎる。僕は旅行には必ず持ってきます。

ダイソー・ハエよけネット

アリススプリングスはまだ良い方ですが、ウルル、カタジュタ、キングスキャニオンなどオーストラリア中央部の砂漠地帯はドン引きするほどハエが多いです。

蚊よけ 虫よけ ヘッド ネット 防虫ネット メッシュ カバー モスキート ガード インセクト シールド 携帯 頭部 蚊帳 フェイスガード 収納ポーチ付き (GRAY)が防虫・殺虫用品ストアでいつでもお買い得。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。

彼らは水分を求めてどこからともなく無限に湧いてくるので、車を出て1分も立っていると全身ハエまみれになります。ハエよけネットは現地にも売っていると思いますが、最も安くて安心なのは「日本の100円ショップ」のハエよけネットです。たいていは園芸ゾーンに置いてあるので、買っておきましょう。

ニトリ・低反発クッション

コンパクトに畳めるニトリの低反発クッションは、ロングフライトの機内やロングドライブの車内で大活躍でした。

Amazon.co.jp: IKSTAR クッション 指圧突起設計 低反発 座布団: ホーム&キッチン

ハルキさんはポンプ式のクッションを買っていましたが、携帯性の代わりに快適さが犠牲になっているようでした。長時間使うものなので、多少のかさばりは容認しましょう(笑)

やりたかったことは達成できたの?

今回の旅で大切にしたことは「チャレンジ」でした。

その中でも、いくつか細かい旅の目標を準備編の記事でも掲げていました。いくつ達成したのか?を振り返ってみます。

  1. エアーズロックに登る →未達成
  2. 何もない荒野の道をひたすら走る →達成
  3. 人生最高のプロフィール写真を撮る →達成
  4. 砂漠で思いっきり叫ぶ →達成
  5. オーストラリア人と連絡先交換or写真撮影 →達成
  6. 満天の星空をみる →達成
  7. 特大オージービーフにかぶりつく →達成
  8. カンガルー肉食べる →達成
  9. オペラハウス近くのカフェのフィッシュアンドチップスを食べる →達成
  10. 夜遊びする →未達成

今年の10月に登山禁止になってしまうので、一番最初に設定した一番大きな目標「エアーズロックに登る」ですが、強風で閉鎖されていたため達成できませんでした。うん、こればっかりは僕らのせいじゃないです。

オーストラリア人と連絡先交換がハテナなのは、現地で連絡先交換はしたけど、相手が韓国人バックパッカーだったのでちょっと怪しいのでハテナです。英語でやりとりしたのでオッケーだと思いません?(自分に甘い)

あと夜遊びですが、シドニーで夕飯を食べにバーに入ったくらいで、非常に清い旅となりました。理由は、シドニーでやることが多すぎて優先順位が下がったことと、単純に海外というアウェイな環境でチキってしまったからです。あ、日本でもチキってますけどね。

オーストラリアで気づいたこと・思ったこと

オーストラリアを旅して、日本との違いとともに気づいたことと思ったことを紹介しますー!

みんなフレンドリーすぎる

ガソリンスタンドでもコンビニでも飲食店でも、レジ中は店員さんとの雑談タイムです。

「How are you?(調子はどう?)」

「Where are you from?(どこから来たの?)」

この会話は、10日で100回くらいしました。

それどころか、レジ待ちの列で前後のお客さんに話しかけられたり、ちょっと困った素振りを見せるとすぐに助けてくれました。ガソリンスタンドでは、「車を停める向きが逆だよ!」と教えてくれたり、「油種はわかる?」と聞いてきてくれたり、とにかくみんな優しい!

オーストラリアは白人至上主義で、アジアンはあまり好かれないなんてことも聞いていましたが、全くそんなことはありません。むしろオージーの気さくさ、人情深さを日本人も見習うべきだと思いました。

現金は全く持ってなくても困らない

オージーは人情深いので、お金を持っていなくても助けてくれ…

るわけ無いでしょう!!さすがに!!笑

さすがにそれはないですが、オーストラリアでは、飲食店や屋台、ホテルの洗濯機までも、田舎も都会も関係なくどんな場所でもクレジットカードが使えます。

シドニーの公共交通機関ではSuicaやPasmoのようなICカード、「Opal Card」があるので、クレジットカードとこれ一枚あれば他には何もいりません。両替したらレートも下がるので、海外旅行客としては使わない手はありません。

現金は街中のパフォーマーやホテル、飲食店でチップや投げ銭したいとき用、といった感じで、すぐに必要になる場面は全くありませんでした。

食事の幅が意外と少ない

歴史がそこまで深くないこともあって、実はオーストラリア料理ってほとんどないんですよね。あるとしてもオージービーフのステーキ、ハンバーガー、フィッシュアンドチップスくらいで、どれもイギリスの名残を受けたものばかり。オーストラリア発祥の伝統的な料理って、そういえばないんですね〜

オーストラリアではアジア料理のお店がめちゃくちゃ多いです。中華、韓国料理、インド料理、タイ料理、もちろん日本の寿司やお弁当、ラーメン、焼肉屋もけっこう見かけました。ちなみに、日本料理はそこそこ人気なのに、オーストラリアには日本の飲食チェーンはほとんどありませんでした。なんでだろう?

お土産は種類が豊富

ただ、定番のお土産は案外種類があります。

お菓子ならティムタムというチョコ、カンガルーのジャーキーあたりが最もベターで、ムートンブーツのUGG(アグ)や、ジューリックやイソップなどのコスメ系ブランドも有名です。

ネタ系のお土産も豊富で、カンガルーの標識がプリントされたTシャツや、カンガルーのキンタ〇袋はどこのお土産屋にもありました(笑)

左側通行だし道がきれいだし、運転が快適すぎ

治安がかなり良いのもオーストラリアの特徴ですが、道路治安もなかなか良いです。
かつてイギリスの植民地だったので、車は左側通行でルールも日本とほとんど同じです。市街地ではスピード違反を取り締まるカメラも多く、みんな交通規則には忠実です。

カンガルーには注意ですけどね!!!

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