「平成最後に、世界の中心で愛さけんどきたくない?」っていうところからスタートしたこの企画。
いつもお世話になっている先輩の「ハルキさん」と2人で、GW+αの12日間を使った大冒険が始まろうとしていた…
行くことになったきっかけ
きっかけはLINEでのやりとり。
10連休オーストラリアいかね?
ありっす
でもなんでまた急に(笑)
登れるうちにエアーズロック行きたくてね
2019年10月から登山禁止じゃないですか!
そうと決まれば早めに準備しましょう
ノリと勢いで生きている僕らは、旅行の決定も突然でした。去年の10月に交わしたやりとりから、この旅の構想はスタートしました。
令和天皇即位の日に日本にいないなんて非国民極まりないですが、ちゃんとテレビ中継で御即位を見守ることを約束し、オーストラリアの地で人生最大の冒険に出ることに決めました。
ツアーだと高すぎたので完全に個人旅行になりましたが、飛行機を取り、宿を取り、車を確保し、いよいよ現実味を帯びてきました。計画自体は全然現実的じゃないんですけどね!
穴だらけの計画のまま、残り2週間を迎えます…!ピンチ!!
オーストラリア縦断の日程とルート
しばらく各自で調べたり、実際に最近オーストラリアに行った人たちの話を聞いたりもしながら、すこしずつプランニングを進めました。
結果、無謀な気もするようなルートになりました。空路は安さを考えて直通便ではなく経由便なのでLCC乗り継ぎまくります。それはいいんですが、問題は見てのとおり陸路の部分です。アリススプリングスとウルル周辺で1632㎞、アデレードからシドニーまでの移動で1437㎞。
少なく見積もっても、合計走行距離、3069km。アホです。
ただ、これに関しては故意にそうした部分もあります。「世界の中心に行くために3000km車で旅した」って言ったらアツくないですか?ま、2500kmくらいは世界の中心に着いてから走る距離なんですけどね!!
ウルルに登って車でシドニーまで3000km運転するバカすぎるコース
【1~2日目】飛行機で大移動
(飛行機)東京→台湾→シンガポール→ダーウィン→アリススプリングス
(車)アリススプリングス→ウルル
【3〜4日目】ウルル(エアーズロック)に登る
ウルル、カタ・ジュタを観光
【5日目】砂漠を車で爆走
(車)ウルル→アリススプリングス
(飛行機)アリススプリングス→アデレード
【6日目】久々の都市と文明
アデレードを観光
【7日目】リロケーションで荒野を疾走
( 車 )アデレード(D)→ウォガウォガ(E)
【8日目】大自然に心打たれる
( 車 )ウォガウォガ(E)→キングスキャニオン(F)→シドニー(G)
【9〜10日目】シドニーワラビー通り42Pシャーマン
シドニーを観光
【11〜12日目】はじめまして、令和の日本
(飛行機)シドニー→マニラ→台北→東京
う~ん。だいぶ長くなった。っていうかGWはみ出してるんですけど。笑
GW10日間+有給2日間の合計12日間で、台湾・シンガポールを経由しながらオーストラリアに上陸し、国内線を乗り継ぎながら国内を横行闊歩したのち、フィリピン・台湾を経由しながら令和になった日本に帰ってきます。
やりたいこと
オーストラリアに行くのに、やっぱりやりたいことは明確にしておきたいです。やることリストを作ってみました。
- エアーズロックに登る
- 何もない荒野の道をひたすら走る
- 人生最高のプロフィール写真を撮る
- 砂漠で思いっきり叫ぶ
- オーストラリア人と連絡先交換or写真撮影
- 満天の星空をみる
- 特大オージービーフにかぶりつく
- カンガルー肉食べる
- オペラハウス近くのカフェのフィッシュアンドチップスを食べる
- 夜遊びする
こんな挑戦的で冒険的な旅行も今後できる機会があるかわからないので、やったことないことに挑戦したいというのと、行った後に「全力感」が感じられるような旅にしたいと思いました。
ま、特にやりたいのは10番目の夜遊びなんですけどね!酒とパツキン美女!ヒャッホゥ!
…っていうのは冗談にしろ、一度は海外のバーでカクテルをたしなんでみたいです。マスターに愚痴を聞いてもらいながらね。日本語で。
事前に準備したこと
申請とか手続きとか
ETAS(ビザ)申請
オーストラリアに行くのに必要なビザです。
代行サイトによって値段はまちまちですが、基本的に早めのほうが安く取得出来るので、早めにとっておきましょう。
↑わかりずらかったので記事にしました。オーストラリア渡航の際はご活用ください。
国際免許証取得
次は、オーストラリアで運転するための免許です。レンタカーとリロケーションを使うので、日本の運転免許に加えて、世界各国で運転できるようになる「国際免許証」を取得しました。
取得って言っても、免許センターで手続きすればビックリするくらい簡単にその場で貰えちゃいます。手数料として2,350円と、証明写真代800円がかかります。
オーストラリアの運転事情は、左側通行右ハンドルということもあり日本とほとんど変わらないらしいです。ラウンドアバウトが一般的なのと、猫のかわりにカンガルーが突進してくるのを除けば。
予約とか
航空券。飛行機びゅーん。
今回、航空券の予約は「Kiwi.com」で行いました。
地図から検索出来たり、安くてわかりやすかったりしたので利用してみました。
今回はLCC(格安航空券)を乗り継ぎに乗り継いで一人15万でオーストラリアを往復することにしました。GW期間中なので、これでも安いほうだと思います。
しかし直前で「受託手荷物」が追加オプションということが判明します。追加すると2人で54,000円!!こりゃ痛い!
受託手荷物とは…機内持込みの身の回り品や手荷物とは別に、キャリーケースなどの大きな荷物を預けられる。(例)「トイ・ストーリー2」でウッディーが閉じ込められたバッグ。
このままだと手荷物7kgまでの荷物しかオーストラリアに持ってけません。これはバックパッカーでも厳しいストイックさです。やむを得ず、二人で1つのキャリーケースを使うことにし、一人分の受託手荷物だけ確保しました。
別途、受託手荷物を追加したときの料金
格安航空券だと、機内持ち込みの手荷物だけが含まれていて、預け荷物は有料というプランも多く、後から追加すると結構高くついたりしちゃいます。料金や重量は航空会社によって違うので、乗り継ぎが多いとなかなか厄介です。
- バニラエア – Vanilla Air
3000円(20kgまで・三辺の和が203cmまで) - ジェットスター – Jetstar Asia Airways
8500円(15kgまで) - セブパシフィック – Cebu Pacific
AU$62(20kg(2個)まで) - エアアジア – Philippines AirAsia
PH$980(20kgまで) - スクート – Scoot
3500円(20kgまで) - カンタス – Qantas
無料(23kgまで)
上記はあくまでも例です。区間や搭乗する飛行機のサイズによっても変わってくるので、利用する場合はご自分で調べてくださいね!
レンタカー/リロケーション
オーストラリアの計画をするにあたって、目からウロコな交通手段があることを知りました。なんでも、無料でレンタカーが借りられる方法があるんだとか。
あ、いやいや、このサイトはアフィリエイト目的でも詐欺目的でもありません。「リロケーション」という至極真っ当なサービスが、アメリカやヨーロッパ、オセアニア圏では一般化してきているんですって。
リロケーションとは…長距離を移動して乗り捨てされたレンタカーを、指定された日に元の場所に戻すことを条件に、無料または格安で貸し出すサービス。
有名なサイトはこの2つ。人気な場所から人気な場所へのリロケーションは突然現れてすぐに売り切れるので、1ヶ月くらい前から毎日サイトをにらめっこでした。
リロケーションできる車には限りがあり、日数オーバーできなかったり車種が選べなかったり、融通が利かないことは多いですが、安さには代えられません。(当初はキャンピングカーをリロケーションしようと思ったんですが、数の少なさとほとんどマニュアル車なので断念。そう、僕はAT限定オトコです)
リロケーションができなそうな区間はレンタカーで補いました。意外とレンタカーも安いんですね〜!
ホテル
滞在が確定してるところは取っておいて、その日どこまでいけるか分からないところはその場でとるみたいな方針にしました。
基本的に毎日安いホテルを転々とする予定ですが、一番長く滞在できそうなシドニーでは3連泊します。
心の準備とか
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」を鑑賞する。
中学生くらいのときに観たような気がしますが全然記憶になかったし、エアーズロックがロケ地ってよく聞くので、予習の一環でまた観たんですよ。Amazonプライムで。
そしたら意外とオーストラリアのシーンってほとんどなくて、しかも出てきたと思ったら最後らへんのいい感じなシーンなので、視界がウルウル(ウルルだけに)でよく見えないじゃないですか。まったく、ガッカリですよ!(涙声)
旅行雑誌を買う。裁断する。
旅行するのに、旅行雑誌は必携です。
いくらSNSや旅情報を発信するブログなどのメディアが溢れても、一番いいのは旅行雑誌を読むことに限ります。(お前が言うな)
全体的に豊富でバランスが取れた情報、信憑性のある記事、プロの撮った写真。それはret○ipにもInstagr○mにもありません。しかも海外ではデータ通信は命取りです。紙媒体で手軽に開けて、気になるところに付箋が貼れる、そんな旅行雑誌が必要不可欠なんです。
ただ、オーストラリアはめちゃくちゃ広いうえ都市が点在しているので、旅行で行っても限られた場所しか周れません。とはいえ旅行雑誌も都市ごとに本を出すとエライ数になるので「オーストラリア」か「シドニー/メルボルン」くらいしか売ってないんですよね。浅く広い内容になりがちなので、必要ないページが7割くらいになっちゃう可能性もあるわけですが、こればっかりは仕方ない点です。
その点、地球の歩き方はエリアごと分かれていてさすがです。
持ってくもの
海外旅行の持ち物って悩みますよね。しかも今回はオーストラリアなので、日本よりも物価が高く「向こうで買えばいいや」はなかなか通用しません。しかし12日間もあると必然的に荷物は増えます。そのうえ大陸大移動をするので気温もまちまち。体調崩さないかが地味に一番心配です(笑)
ただ、甘えてはいられません。飛行機の容量制限を突破するために最小限の荷物で挑みます。
日本から僕が持っていくものを紹介します。
- パスポート
- 運転免許証/国際免許証
- 日本円
- クレジットカード(VISA/MasterCard)
- カメラ2台(Nikon D7200/D5200)
- レンズ3本(超広角+単焦点+望遠)
- 小型三脚
- ノートPC
- スマートフォン(SIMフリー)
- モバイルバッテリー
- 地球の歩き方
- ポケッタブルパーカー(ユニクロ)
- ウルトラライトダウン(ユニクロ)
- ポータブル低反発首まくら(ニトリ)
- 長袖シャツ、薄手のパーカー
- Tシャツ2枚
- ズボン2本
- 下着5セット
- スニーカー+サンダル
- サングラス(ユニクロ)
- 帽子+虫よけネット
- O型変換プラグ2個
- 充電器類(国際対応のもの)
- 日焼け止め、虫よけ
- シャンプー、歯ブラシ
- コンタクトレンズ
- 電動シェーバー
カメラは初の2台体制です。しかもハルキさんがご友人からGoProと全天球カメラをお借りしてきてくれたので、そこらのYouTuberより遥かに充実した装備での渡航になりました。いっそYouTuber目指そうかな?
それにしても、ここまで準備するとワクワクしてくるなぁ〜!
現地では莫大な移動時間があるので、できる限りリアルタイムで記事更新したいと思ってます。僕らの全力の旅の記事をお楽しみに!
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