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【岐阜2泊3日の旅】下呂・飛騨高山・白川郷を車でめぐるプラン

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岐阜旅行をお考えの方へ、2泊3日で岐阜を堪能できちゃうプランを紹介します。
岐阜の南から北までドライブする旅は、豊かな自然が感じられる春や秋には特にオススメです!

記事の内容と画像は2017年11月のものです。

そうだ、飛騨にいこう。

岐阜といえば、白川郷をはじめとした原風景や、下呂や奥飛騨などの温泉郷、高級和牛の飛騨牛が有名ですね。日本一の森林面積を持つ、自然豊かすぎる岐阜県はドライブしながら観光するには最適です。

オススメは車での移動ですが、縦長な岐阜県は移動距離がどうしても長くなるので、適宜レンタカーと電車をうまく組み合わせたり、行きたいところをある程度絞って行動するのも手です。飛騨高山駅周辺は徒歩でも楽しめる場所がたくさんあります!

2泊3日岐阜旅行のルート

【1日目】
  • 馬籠宿/妻籠宿
  • 下呂温泉「紗々羅」
【2日目】
  • 白川郷
  • うどん「たなか屋」
  • 飛騨高山
  • ステーキハウス「ワンポンド」
【3日目】
  • 宮川朝市
  • 古い町並み(三町伝統的建造物群保存地区)
  • 飛騨山脈の紅葉

 

こうしてみると結構な距離を運転してますが、3日間でいい具合にならしたのでそれほど大変ではなかったです。

また今回、岐阜市内やモネの池はルートから遠すぎたので外してしまいました。岐阜市街は名古屋や滋賀から近いので、そっち方面の観光とともに回ったほうが効率的かもしれないですね。

 

【1日目】江戸の宿場町と下呂温泉

初日は朝東京を出て、中央自動車道で名古屋方面へ。
途中のパーキングエリアで諏訪湖を眺めたり朝食を食べたりしながら、中津川ICで降ります。

そういえば、諏訪湖は映画「君の名は。」で登場する糸守湖のモチーフになった湖で、今回の旅の目的地・飛騨高山も劇中でそのままの名前で登場したり、舞台となった駅や神社があったりと、今回の旅は「君の名は。」聖地巡礼みたいな感じになりました。笑

中津川周辺は山や谷の多いのどかな風景が続きます。車を走らせまず向かったのは馬籠宿というところ。

雰囲気抜群の「馬籠宿」と「妻籠宿」

石畳が敷き詰められた坂道の馬籠宿と、江戸時代の宿場町風情が漂う妻籠宿。

これらは江戸時代の五街道のうちの中山道(なかせんどう)の最難所といわれた木曽路にある2つの宿場町です。妻籠宿は昭和51年、国の重要伝統的建造物群保存地区の第1号として選定されていて、江戸時代にタイムスリップしたような気分で散策が楽しめます。

馬龍宿では、たまたま年間行事のお祭りが行われていました。結構本格的な装飾と演出に釘付けでした。偶然参加できてよかった・・・!

▼馬籠宿について詳しく書いた記事はこちら

【岐阜】馬籠宿・時代劇に入り込んだようなお祭りは必見!

京都や鎌倉、川越など江戸時代の趣きを残した街並みはたくさんありますが、ここまで良い状態で残っていて、ロケーションも絶好で、観光客が押し寄せすぎないという条件に当てはまる場所はないでしょう。

▲妻籠宿の街並み

観光地としては、日本人にはそこまで知名度が高くありません。が、アンテナの高い外国人観光客が「日本らしい雰囲気を味わえる穴場」としてやってきていました。
正直、ここが外国人向けツアーに組み込まれているケースはまれだと思います。つまり、ここにきている人たちはレンタカーを借りるか、路線バスに乗ってまで来るほどに、この2つの宿場町には魅力があるんですね!とにかくロケーションと雰囲気は最高です。

宿場町とは名ばかりではなく、宿泊はもちろん、お土産屋、食事処、茶屋なども充実しています。お蕎麦や川魚、栗きんとんなど美味しいものも忘れず味わっておきました。

▼妻籠宿について詳しく書いた記事はこちら

【岐阜】外国人旅行者は知っている、江戸情緒あふれる『妻籠宿』の魅力

下呂温泉「紗々羅」に宿泊

下呂温泉は、兵庫県の有馬温泉・群馬県の草津温泉と並ぶ「日本三名泉」と称された天下の名泉のひとつです。
あと、口にするたびにちょっと気になる「下呂」という地名は、下留(しもとまり)→下留(げる)→下呂(げろ)と変化して今に落ち着いたそうです。しもとまりで良かった気もしちゃいますけどね。

今回泊まるのは「紗々羅(ささら)」さんです。貸切露天風呂や岩盤浴が借りられるので、ご家族やカップルに人気があります。24時間利用可能な大浴場では、アルカリ性で滑らかな下呂温泉特有の源泉にゆっくりつかることができます。

夕食・朝食ともにこだわりの素材と贅沢なメニューで本当に豪華でした~!

飛騨地方の名産、「飛騨牛」の「朴葉味噌」焼きは口に入れた瞬間とろけてなくなっちゃうし、龍の瞳という「日本一おいしい米」に認定された下呂のコシヒカリも美味しかったです。

【2日目】白川郷と飛騨高山、そして飛騨牛

日本を代表する故郷、白川郷へ

この日は天候があまり優れないながらも、背に腹は代えられないので、世界遺産をこの目で見るため白川郷まで車を走らせました。
白川郷といえば日本の原風景の頂点に君臨するような、日本のみならず世界に認知されている集落ですね。

下呂から高山まで一般道を走り、高山から東海北陸道という高速道路に乗り、しばらく走ると「白川郷I.C.」に着きます。高速を降りると本当にすぐ白川郷です。下道では駐車場に入るバスや乗用車が車道まで長い列を作っていました。これは現地の人は大変そうだ。

なんとか駐車して、いざ村の散策に取り掛かります。

白川郷は想像していたよりも、良い意味で”観光地っぽい”雰囲気はなく、迫力のある建物と大自然の中に、適度に生活感が感じられます。住んでいる人は博物館に住んでいるような気分なんだろうかとか、いらんことをいちいち考えちゃいます。

途中の「たなか屋」さんでうどんをいただきました。天ぷらうどんがめちゃウマ。。
そして、店番をしているネコちゃんに超癒されました。混んでて待つことになっても幸せな時間が過ごせます。

たなか屋さんの前から伸びる道を登っていくと、天守閣展望台に着きます。

ここからはいかにも「白川郷」!!って感じの景色が眺められます。

紅葉だと山も麓も赤や黄に染まってきれいです。住居の密度とか向きも良さを引き伸ばすポイントなのだろうか。。
さすが世界遺産、たしかに良いところでした。他の季節の姿も見てみたくなりました。

 

▼白川郷について詳しく書いた記事はこちら

【岐阜】紅葉、白川郷。日本の秋を世界遺産で感じる

ステーキハウス「ワンポンド」で飛騨牛を食す

白川郷から高山に戻り、車を置いて夕食を食べに出ます。

飛騨地方は和牛の出荷量が非常に多く、和牛の中で最高級の品質を表す5等級のうち、飛騨牛は3割ほどを占めているほど。
飛騨牛の血統の原点とされる「安福号」は、現在でもA5ランクの飛騨牛の多くはその子孫であると言われているそうです。人間も牛も、やっぱり良し悪しは血統で決まるということなんでしょうか。

しかし、せっかくの飛騨牛です。おいしいところで食べたいじゃないですか。
ということで飛騨牛のステーキで有名なお店「ワンポンド」を事前予約しておき、行ってみました。

・・・なんですかこれは。

23歳(当時)の社会人ペーペーが口に含んでいいものじゃないはずです。
しかし、これも人生経験。子供や孫の世代に語り継ぐためと自分に言い聞かせ、グッと噛み締めます。

オーダーしたのは飛騨牛のサーロイン・ヒレとオージービーフのヒレ・ステーキが乗ったプレートです。でも決してケチってオージービーフと一緒にしたわけではないです!食べ比べたかっただけなんです!!(必死)
とはいえ、どちらも最高級品で格別にオイシイお肉でした。(実は6kくらいしたし)

飛騨牛は特選のA5-A4ランクのもので、店内には提供している牛の個体識別番号が掲げられているほどでした。味付けも添えられた野菜もすべておいしかった。動物と植物たちに感謝を表します。

【3日目】宮川朝市と古い町並みと乗鞍ドライブ

活気のある飛騨高山の「古い町並み」

高山駅を東に歩いて宮川という川を越えたあたりから、三町伝統的建造物群保存地区というエリアになります。通称「古い町並み」と呼ばれ、江戸時代の趣きが残ることから着物で散策したりする方もたくさんいます。

高山は、中世は金森氏の城下町、江戸時代は幕府直轄地として栄えました。町割りや山川の風景が京都に似ていることから、「小京都」と言われることもあるんです。
春慶塗や木工芸品などが特産で、豊かな自然と水による酒造りも盛んです。酒蔵がいくつかあるので、試飲して回るのもいいですね~。今回は運転なので指をくわえて我慢です。

宮川朝市に行ってみて!

そんな高山の見どころとして、「陣屋前朝市」と「宮川朝市」が挙げられます。

毎朝7時(冬季は8時)から正午まで、高山陣屋前と宮川沿いの道に数十店舗の屋台が出て、手づくりの伝統工芸品(さるぼぼなど)や野菜・果物、加工食品、プリンなどのスイーツも売られています。

もともと江戸時代に米市、桑市、花市などが行われていたものが、明治時代から朝市として呼ばれるようになったのがはじまりです。もんぺを着たお母さんたちの温かみを感じながら、安心安全の新鮮な食材や工芸品が買えると観光客から人気です。

これマジおすすめ。飛騨牛の串焼き

そしてなんと、最高級の肉質5等級の飛騨牛の串焼きを400円で提供しているお店も。これは食べるしかありません・・・!!(昨日食べたけど)

絶妙な焼き加減と塩コショウ。そして口に入れた瞬間広がる贅沢な旨味・・・

昨日ゆっくり腰を据えて食べたステーキと違って、外でカジュアルに食べる飛騨牛は信じられないくらい美味しく感じられました。こりゃ忘れられない味になりそうです。

岐阜旅行の〆は高山ラーメン

旅行の〆は高山ラーメンです。こちらも「君の名は。」で登場していたので知名度が高いですね。細いちぢれ麺と、お酒を飲んだ後に食べたくなるようなあっさりした中華そばのようなスープがおいしいです。

高山を十分味わったので、紅葉の峠道を抜けて松本へ向かいます。

僕は運転、助手席の彼女はずっと爆睡(笑)だったので写真は残ってませんが、11月の飛騨山脈は赤く染まってとてもきれいです。

振り返り

最後に、あんまり振り返りたくないですが、気になる旅費の発表です。

宿泊費
1日目・紗々羅(食事込み)
2日目・ケイズハウス高山
19,372円
5,100円
交通費(ガソリン・高速代) 4,520円
食費
蕎麦、栗きんとん、ステーキ、ラーメンなど・・・
11,000円
合計 38,992円

ちゃんと集計していなかったので、交通費・食費は大体です。車で行ったので電車より移動が安く抑えることが出来ました。とはいえ結構贅沢しちゃってますが(笑)

今回は全体的にまずまずな天気だったんですが、岐阜の大自然はやっぱり癒されます。せせらぎの流れを聞きながらのんびり過ごす休日って幸せ感じられていいですよね。

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