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【若狭湾のたび/1日目・福井編】カツ丼とカニと、大鳥居、小浜の町家ステイ【2泊3日ドライブ旅】

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豊富な海の幸で栄えた若狭湾には、海鮮だけでなく歴史ある建物や名所、温かい人達に溢れていました。
普段あまり注目を集めない「京都市以外の京都」と「福井の細長い部分」にスポットを当て、ドライブ旅を決行しました。

ども!ドライブ大好きはしのです。ドライブと言うか運転しながら熱唱するのが好きです!

若狭湾沿いドライブ旅のルート

【1日目/福井】海鮮と歴史ある敦賀と小浜をゆく

山梨・甲府→(中央道)→福井・敦賀
敦賀ヨーロッパ軒
日本海さかな街
氣比神宮
小浜町家ステイ(宿泊)

【2日目/京都】伊根の舟屋と天橋立

五老スカイタワー
伊根の舟屋
天橋立
おで湖(居酒屋)
大津町家 粋世(宿泊)

【3日目/滋賀】琵琶湖沿いドライブ

ラ コリーナ近江八幡
彦根城

1日ごとに都道府県を移動し、3日で3府県まわるよくばりプラン。よって1,000km以上運転するという、相変わらずハードな旅になってしまいました(笑)

宿は2泊とも町家をリノベーションしたゲストハウス(?)を利用しました。古い町並みに溶け込んだ町家での滞在は非日常感がとても感じられてよきでした。

8:00 山梨を出発

1日目、朝早くに山梨を出発し、中央道で名古屋方面に向かいます。出発したときの山梨の天気は晴れでした。
小牧JCTで名神高速に乗り換え、養老PAで休憩をとり、米原JCTで北陸道に乗り換え、敦賀ICに到着…と淡々と書きましたが、ここまで4時間かかりました。笑

途中で土砂降りに襲われながら、なんだかんだで福井に初上陸しました。

13:30 老舗ソースカツ丼屋「敦賀ヨーロッパ軒」でランチ

敦賀ICを降りてからまっすぐ向かったのは、ヨーロッパ軒という見るからにレトロな風貌のレストラン。13時過ぎでしたが駐車場にはたくさんの車が並び、繁盛しているようでした。

店内はバチバチに昭和感が溢れながらも清潔に保たれている、なんとも昭和にタイムスリップしたような不思議な雰囲気の空間でした。

カツ丼が名物とのことだったので、とりあえずとカツ丼をオーダー。周囲のお客さんは「ミニカツ丼で」と言っている人が多く、福井の人はみんな少食なのかな?と思いつつ出てきたカツに驚愕します。

あれ?どんぶりデカくね?てか、カツ多くね?

1、2、3、4、5、6…段々になって6枚のカツが特大どんぶりに載ってます。そしてカツをめくると、ギッチギチにソースのかかった白米が詰まっていました。

気になる味の方は、油っこくなくソースが濃いわけでもなく、むしろカツも柔らかいしサクサクだし味付けちょうどよくてかなりウマい!

懐かしい味のするサラダと味噌汁も相まって、おばあちゃん家で大盛りのカツ丼をこしらえてもらってるときみたいな、胸が熱くなる感覚を味わいました(もたれてるだけかも)。

14:30 日本海さかな街でカニを買う

(本当はこんなはずじゃなかったけど)カツを食べて満腹になったところでヨーロッパ軒からほど近い場所にある「日本海さかな街」に行きました。

日本海の暖流と寒流が合流する若狭湾では海の幸が豊富で、その沿岸でとれた魚が集まる市場がここ。

あわよくば安く越前ガニを手に入れられるかもと入ってみると、中は観光客や地元の人達で賑わっていました。

鱒寿司、明太子、アワビなども並ぶ中、圧倒的割合を占めているのがやっぱりカニ!

越前ガニは1杯丸々だと2万円近くして到底買えません。せめて足だけでも…と思っていると、片足3つ(1.5匹分)で7500円の値札が。悩んでいると「もう閉めちゃうから5000円でいいよ」と大柄の店員さんが言ってきました。

え?まじすか?と悩んでいると「そのへんのウニとか明太子とか1500円くらいのパックも1つおまけしちゃう!」と言ってきたので、即決してカニ足とウニのパックを5000円でお買い上げ。

まさか、大事なことを見落としていたと、後々思い知ることになるとは…。

15:30 日本三大鳥居のある氣比神宮へ

続いて、敦賀市内にある氣比神宮へ向かいました。大雨が降り始めたこともあるのか、駐車場には車が3台くらいしか停まっていませんでした。

氣比神宮(けひじんぐう)は江戸時代前期(1645年)に造られた高さ約11mの木造大鳥居が有名で、日本三大鳥居の一つがあることで有名です。北陸道の総鎮守とされる7柱の御祭神を祀り、厄除けや神前式もできる神社です。

鳥居は近くで見ると想像以上の迫力です。塗り直しはこまめにされているんでしょうが、木造とは思えない状態の良さと形の美しさ。アッパレ。

18:00 小浜の古い町家に泊まる

敦賀から約1時間で小浜に着きました。
小浜はかつてオバマ前大統領が当選したときに大々的に盛り上がり、40億円の経済効果があったとも言われています。(ソース:https://www.asahi.com/komimi/OSK200804030052.html

オバマ効果かわかりませんが、オバマ市内の公共施設はどれも新しい印象で、最近開校したらしい小学校もかなり豪華なつくりでした。

そんな小浜で明治初期に茶屋街として賑わった町家がいくつかリノベーションされた、一棟貸しの宿に今日は泊まります。

この町家ステイ、控えめに言って最高でした。もともと古い町家ではあるものの、水回りはリニューアルされ、畳や壁もきれいで、タンスや小物などはおそらく当時のまま維持されていて、本当に細かいところまでこだわりを感じました。

19:30 敦賀で買ったカニとウニを食う

なんだかんだ自炊で豪勢なディナーにすることができた。

さて、夕飯はカニとウニと、スーパーで仕入れた御飯と味噌汁を町家で調理します。
食べ終わった感想は「ウマかった〜」なのですが、調理中、僕らは大きな過ちをしたことに気づき、食べながら胸に引っかかりを感じざるを得ませんでした。

…えー、理由は僕がケチって買っていたカニが「千葉県産冷凍タラバガニ」という、値段相応かそれ以下の代物であったからでした。

さらにウケるのがウニの産地です。「チリ産」でした。おい。

なぜ日本海の幸の集う敦賀まで来て、千葉産のカニとチリ産のウニを食べなくちゃならんのだ。という失敗を経て、また一つ賢くなったのでした。

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