泣く子も黙るほど美味いジンギスカン(成吉思汗)を提供する札幌の老舗名店。その名も、「だるま」。
ジンギスカンのキング・オブ・キングスであるだるまには、開店直後に行ったほうがいい重要な理由がありました。
どうも、はしのです。札幌ではジンギスカンからのザンギ飲みからのラーメンからのパフェ食べました。2kg太りました。
だるまには、開店直後に行け!
理由① 唯一並ばないで入れるタイミングだから
昭和29年創業の「成吉思汗(じんぎすかん)だるま」は、札幌市内に5店舗を構えるジンギスカンの老舗名店です。だるまは全店年中無休で、毎日17時から営業しています。
観光客はもちろん、地元民にも愛される焼肉屋で、19時〜21時頃は長蛇の列が店の外まで続くほど。札幌、特にすすきの周辺にはジンギスカンやラーメン屋がひしめき合っているわけですが、有名店はどこも大行列。札幌には飲んだあとのシメのパフェの文化もあり、夕方から深夜3時まで営業してるパフェ屋があるくらい、夜遅くまで賑わっています。
そんなフードファイトな街、札幌の人気店でも、唯一空いてる時間があります。
開店時間前後です。
普段なら1時間くらいの待ちは覚悟して並ばなければいけないそうですが、僕が行った開店直後はめちゃくちゃ空いていました。
【コツ】空いてる「だるま」を探す
上の写真は、6・4店の写真とほぼ同時刻に撮影した、だるまの5・5店です。距離にして数百メートル先にある店には、長蛇の列ができていました。
味は変わらなくても、立地や店舗の広さなどによって混雑状況は大きく変わるようです。とにかく待ちたくない!って人は、ダメ元で近くの店舗に行ってみるのもいいかも。
店内はカウンター席のみ。手狭ですが、すぐに注文ができ、すぐに料理が届き、すぐに会計できるので、とにかく回転率が高いです。
席について飲み物とお肉を注文すると、七輪と野菜(玉ねぎとねぎ)がセットされます。
理由② 数量限定メニューが食べられるから
もう一つ、早めに行っておくと受けられる恩恵があります。
だるまはお肉のメニューが焼肉屋にしては少なめです。肉はすべてマトン(羊肉)で、ジンギスカンと、3種類の数量限定部位「上肉、特上、ヒレ肉」。
数量限定部位が無くなると、ジンギスカン一択になってしまいます。ジンギスカンだけでもうまいんですけどね。
お肉は評判どおり全く臭みがなく柔らかく新鮮なマトンでした。
トングでつかんでるほうは普通のジンギスカン。真ん中に鎮座しているサイコロ型のお肉はヒレ肉です。うんうん、どれもめっちゃうまいぞ。
理由③ だるまは1軒目に最適だから
だるまのお肉は脂っこさが全然ありません。野菜と交互に食べられるので血糖値が急激に上がることもなく、胃もたれも起きにくいんです。
また、だるまは焼肉屋なのにも関わらず、ラーメン屋みたいにお客さんの回転が早いです。お肉を全部焼き終わって、黄金色になった絶品玉ねぎを食べていると、「美味しかったし満足だけど、お腹はいっぱいじゃない…次の店行っちゃう?」ってなるはずです。
札幌では自分のお腹に忠実になりましょう。美味しいザンギや、味噌ラーメンや、締めのパフェをお腹は欲しているはずです。ジンギスカンでお腹いっぱいになるのはもったいない!
早い時間の1軒目にだるまをチョイスしておくことで、軽快な札幌食べ歩きツアーのスタートがきれるのです。
さぁ、行こう。夜になる前に
17時にオープンして、閉まるのはなんと翌日の午前3時。
老舗有名飲食店としての気合がバチバチに伝わるうえに、絶品マトンが気軽に食べられる「成吉思汗(ジンギスカン)だるま」、北海道に来たら絶対に食べていただきたいお店です。