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【三重2泊3日】関東からフェリーで行く伊勢志摩ドライブ旅プラン(後編/伊勢・二見)

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鳥羽と志摩の海沿いの景色に癒やされ、地中海の町並みに癒やされ、宿の温泉と海鮮で癒やされ、すっかり癒やされてしまった僕らでしたが、2日目は松阪牛を食べ、お伊勢さんをお参りするために伊勢と二見に向かいます。

ところが松阪牛を目前に、僕のお腹の調子に暗雲が立ち込めるのであった…

あちゃちゃ、後編を書くのすっっっかり忘れてました〜!
約1年越しの後編執筆です、前編だけ読んでモヤモヤしてた愛読者の方々、おまたせしました!笑

前編の鳥羽・志摩編はこちら!

この記事の画像・内容は2018年2月時点のものです。

【2日目】鳥羽から伊勢に向かう

横山展望台で志摩の眺めを楽しんでから先の記事がなく、「彼、あのあと亡くなったらしいよ…」とか「その後、彼の姿を見たものは居なかった…」なんていう噂が「HASH TRIP」ファンの中で流れたとか流れてないとかで世間を騒がせかけましたが、僕は無事旅を続けていました。ご迷惑をかけてすみませんでした。

無事?いや、無事ではなかったかも。
志摩から伊勢は特急に乗ってすぐ…ですが、今回の旅は残念ながら車移動です。運転している最中、それはじわじわと迫っていました。

あ…あれ…おなか痛い…すごい痛い…

思い返せば昨日の夜、宿で食べた生牡蠣。絶対あれだ。
僕は生牡蠣を食べた次の日は必ずといっていいほどお腹を壊します。どんなに新鮮で良い牡蠣でも、生で食べると僕のお腹はたいていうなりだします。

今日のお昼ごはんは高級松阪牛のランチを予約していました。予約の時間が着々と迫る中、僕は冷や汗が止まらなくなっていました。

豪華!松阪牛のしゃぶしゃぶを堪能♪

今日、松阪牛をいただくお店はこちら!「日本料理 伊勢みやび」さんです!
豪華な松坂牛の陶板ステーキ御膳としゃぶしゃぶ(どちらも6000円超え)を堪能させていただきます♪

いやいやいや、「堪能♪」って気分じゃないよ!
めっちゃおなか痛いもん!え、まって!しんど!

とはいうものの、いざお肉が運ばれてきて焼いてみると、美味しそうな匂いで空腹が加速していきます。
こんな状態で食べるなんて不覚…と思いながら、なんとか口に入れてみると口の中でとろけるとろける。陶板ステーキに関しては少ししんどかったですが、しゃぶしゃぶは食べやすくてバクバク食べてしまいました。

とはいえ、やっぱり万全の体調で臨みたかったところ。人生の中でまた味わえる機会があることを切に願います。

お伊勢さん参り(外宮・内宮)

お肉を食べ終えたあたりでお腹の痛みも落ち着いてきて(遅いよ!)、いよいよお伊勢さんをめぐります。
伊勢神宮には外宮(げくう)と内宮(ないくう)でお宮が2つあるので、外宮からお参りします。伊勢神宮は日本最古であり最大級で、神社の中でも別格の存在です。

💡まめ知識
伊勢神宮は歴史が深すぎて、賽銭箱、狛犬、しめ縄、おみくじなど、神社を代表するアイテムが存在しないんだって!由緒正しい神社の姿をずっと保っているんですね。

伊勢神宮は20年に一度、社殿からなにからをすべて新しく作り直す「式年遷宮」という儀式を1300年前からいまも続けています。前回の遷宮は2013年なので、次に行われるのは2033年。

そういえばまた御朱印帳忘れました。いつも旅行行くとき忘れてるな。汗

赤福もちゃんと食べました

内宮をお参りし終えたあたりから、大雪に。
天気予報では晴れだったし、三重は太平洋側なので寒さ対策は油断していて、急な極寒にガクガク震えました。まったく、今日はお腹を痛めたり寒すぎたりで踏んだり蹴ったりです。

とはいってもこのまま宿に帰るわけにいきません。おかげ横丁を観光しなくては。
三重の代表的な銘菓、赤福の本店もこの通りにあります。少し並ぶかもしれませんが、店内でも赤福餅とお茶がいただけるので立ち寄ってみるのをおすすめします。

雪宿りがてら赤福餅をいただきました。140年以上続いている味、このこしあんがたまりませんね。お土産にする際は賞味期限2〜3日しかないので注意です。

伊勢の下町がアットホームで魅力的すぎた

伊勢駅周辺は細い道が多かったり、参拝客の車でごった返していたりで、駐車場を探すのも一苦労です。ただ、そんな下町情緒が残る街並みでは魅力的な場所もたくさんあります。

宿の近くにあったごはん屋さん「わっく」

夕飯は宿の近くにある古民家カフェ、わっくさんでいただきました。

店内は古民家の雰囲気を生かしたレトロかつおしゃれな内装で、置いてあった雑誌も20年くらい前のものだったりして、提供までの待ち時間も楽しめました。
看板メニューに手仕込みのハヤシライスは絶品でした。グラタンもデザートもめちゃおいしい。

お風呂は近くにある昔ながらの銭湯「旭湯」で。入浴料は大人400円。
男湯と女湯の仕切りの上には夫婦岩があったり、二見浦の海水を沸かした塩湯があったり、お伊勢参り前に入ったらなんとも縁起が良さそうな銭湯でした。

2日目のお宿「紬舎(つむぎや)」

2日目の宿はゲストハウス「紬舎」さん。
こちらもかなり年季の入った古民家を改装したゲストハウスで、1階は共有スペース、2階のドミトリーも個室も仕切りはガラス戸だけでかなり開放的です。

僕がチェックインするときには、1階でスタッフの皆さん?で餃子パーティしてました。ゲストハウスって自由で面白いです。

【3日目】三重に来たなら夫婦岩

河崎散歩と伊勢うどん

伊勢河崎は古き良き街並みが残る場所です。天気もよく、散歩しているだけでいい感じの路地があるので歩いていて非常に気持ちがいいです。

その足で近鉄の宇治山田駅へ向かいます。

駅からすぐの場所にある「伊勢うどん ちとせ」さんは、伊勢うどんの老舗の名店。天ぷら伊勢うどんを注文しました。
常連さんも多いようで、店内の会話はアットホームな感じでした。

コシは少ないながらもちもちの麺と、真っ黒いたまり醤油のつゆが絶妙にマッチしていて美味しいです。海老天もうまい。さすが伊勢。
そして何を思ったか、ハムエッグ(文字通り焼いたハムと目玉焼き)も頼んでみましたが、家で簡単に作れそうな一品なのにどこか味わい深く、老舗の味というだけで旨味が2割増しになる感覚を感じました。

二見興玉神社の夫婦岩

伊勢神宮から車で20分ほどの場所に、二見興玉(ふたみおきたま)神社はあります。夫婦岩(めおといわ)やカエルの彫刻がたくさんあることで有名ですね。

本来、お伊勢まいりというのは二見浦で禊(みそぎ:沐浴)をしてから行うという風習があるそう。やってみたいけど、2月の海で禊するのはさすがにこたえるだろうなぁ。。

この日は寒さに加えてものすごい風で、1本40キロ✕5本のしめ縄が風で揺れているほどでした。

鳥羽水でジュゴンに会える…!

3日目は何事もなく、予定していたプラン通りの旅ができていました。

続いて向かったのは鳥羽水族館。前半で書いたように「鳥羽水族館マイカープラン」という往復のフェリーのチケットと鳥羽水族館の入館券が割引料金で買えるチケットを買っていたのです。

買っていたのです。が。

最後の最後に特大の悲劇が起きた

あ、あ、あ、あれ?
そういえばチケットどこいった?このファイル入れてなかったっけ??あ、あれ?無くした…

そう、悲劇が起きました。帰りのフェリーのチケットと鳥羽水族館の入館チケットを紛失したのでした。
僕らはあまりの悲劇に現実を受け止めることができませんでした。どうにもならないのでフェリーのチケットだけは書い直し、鳥羽水のチケットは悔しさから買うことができず、入場しなくても入れるお土産屋をフラフラしながらフェリーの時間まで潰したのでした。せっかくなら行けばよかったと今になって思います。

帰路 〜Arigato Mie〜

あっけなく鳥羽を出発したフェリーでは、デッキの上で潮風に当たりながら物思いに耽りました。
ちょっと前にあった悲しい出来事も忘れ、あぁ、志摩と伊勢はいいところばっかりだったなぁとしみじみ思い返したのでした。

おしまい

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