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【伊豆諸島】穴場すぎるビーチと絶景の山がある南の島・神津島

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「南の島」と聞いて、思い浮かべるのはどこですか。

沖縄、ハワイ、グアム、バリ島あたりを思い浮かべるト思います。白い砂浜、透き通った透明な海、真っ青な空。でも常夏のリゾート地は世界中の人々に人気があって、どうしても混むし、足元を見るような価格設定でどこか楽しみきれないというか。

「南の島」が東京都にもあるのをご存じでしょうか。伊豆諸島の島のうちの一つ、神津島(こうづしま)。お手軽で期待を遥かに上回る充実感を味わえること間違いなしなので、ぜひ魅力を共有したいと思います。

▼神津島・体験ダイビング編

人生初のダイビングレポート!!死ぬまでにやっておきたいリストがあれば大抵の人は「富士登山」、「スカイダイビング」、「ダイビング」の3つを挙げると思う(めっちゃ勝手な主観)。そのうちのひとつ、ダイビングを伊豆諸島にある...

神津島ってどこ?なにができるの?

神津島は東京都に属する伊豆諸島の中の1島で、面積は18.5㎢と東京ディズニーリゾート9個分くらいで、人口は約1,800人の小さい島です。大昔、伊豆諸島の島々を創るとき、神々がこの島に集って会議したことから「神集島」→「神津島」となったと言われています。

知名度はあんまり高くないので、訪れる人はマリンレジャーをする人かリピート客がほとんどです(これは地味に大事なポイント。ウェイな海水浴客とかアジア系の海外観光客がいないのでマナーの悪さに眉をしかめることも減ります)。

▲緯度的には三重県と同じくらいなので、地図上では南の島と呼べるかは微妙なところだ。

島を楽しむ5つの極意

個人的なおすすめポイントとして、5つの極意を紹介します。


  • プライベートビーチのような貸切状態の砂浜で遊びまくるべし!
  • 赤崎遊歩道の飛び込み台から透明な海にダイブすべし!
  • 緑の丘と月面のような砂漠のある天上山に登るべし!
  • 太平洋の孤島で満天の星空を見上げるべし!
  • しまぽ通貨を活用してお得に観光すべし!

初心者から上級者まで楽しめるダイビングスポット

太平洋に浮かぶ島。当然ながらきれいな海で思う存分遊べるし、体験ダイビング・ファンダイビングもできます。

伊豆諸島は黒潮の通り道ということもあって、魚はとにかく豊富です。東京都内でエメラルドブルーの海に潜って水中散歩を楽しむことができるのは、伊豆諸島だけなのでは!?
ちなみに僕も今回、赤崎遊歩道で人生初ダイビングをしてきました。深さは5~6mと浅く、流れもないので難易度は低めなのだけど、思ったよりも難しく、思ったより楽しかった。

ダイビングについてまとめた記事はこちら。

人生初のダイビングレポート!!死ぬまでにやっておきたいリストがあれば大抵の人は「富士登山」、「スカイダイビング」、「ダイビング」の3つを挙げると思う(めっちゃ勝手な主観)。そのうちのひとつ、ダイビングを伊豆諸島にある...

ロケーション◎なビーチ

▲僕が訪れたときは「星空指数20」で、薄雲がかかってマズマズな天気だった。それでも肉眼でしっかり星が見えた。

伊豆諸島の中でも、水平線に沈む夕日を眺められるのは、神津島の前浜海岸海水浴場だけです。というか、全国的にもかなり少ないんじゃ…?
港や宿、飲食店が密集している中心街の眼の前にある海水浴場なので、宿に荷物をおいて、海水浴を楽しんで、夕方になったら海に沈む夕日を眺めて、夜になったら星を見る。そんなドラマチックな1日をここでは思う存分楽しめるのです。

「でも、そんな贅沢な砂浜なら、混むんじゃないの?」

それがね、全然混んでないんです。島を旅していて思ったのは、とにかくどこに行っても空いてるということ。大きな海水浴場なのに、天気のいい3連休の中日に行ったのに、それでも10人~20人くらいしかいなかったし、人気のある赤崎遊歩道も人だらけでうんざりするようなことは全くなく、常に快適に遊べました。

Hashino Tatsuyaさん(@tatsugooon)がシェアした投稿 – 

神津島は人気がないということではありません。宿や移動手段のキャパシティが大きくないので、必然的に”島にいる人数”が限られます。どんなに繁忙期でも、ある程度島に入れる人数に上限があるので、各スポットに分散するとさらに人は絞られるのが理由のひとつです。

運がいいと夜の浜辺では海ほたる(夜光虫:海洋性プランクトン)の幻想的な光を見ることができるんだとか。
夜のビーチでは手持ち花火・打ち上げ花火も楽しめます(注意事項をよく守って楽しみましょう)。

絶景な海もあれば絶景な山もあるんです

▲天気はいいのに山頂近くだけ雲に覆われていて、ラピュタにいるみたいな感覚。

海がとにかくきれいなのは言わずもがなだけど、神津島には標高500m越えの山もあります。天上山には本州の標高2000m付近に生息する高山植物も植生していたり、山頂付近には砂浜のような一面の砂漠神聖な池があったりという、本州ではなかなか見られない山です。

僕もその絶景を望むため、山頂を目指し登りました。この日は山頂付近だけ雲がかかっていたのと、千代池や砂漠の方まで続く道が密林のように虫と草だらけだったので、10合目まで行ったもののその先は断念しました。個人的に結構楽しみにしてたから、もう少し涼しい時期に装備を整えてリトライしたいなぁ。

天上山に関しても別記事にするかもです。最近、別記事にするかも詐欺をよくやってる気がするけど、僕は大体有限実行なので大体やります。

宿泊費がタダになる!?しまぽ通貨とはなんぞや

しまぽ通貨とは、7000円分の電子通貨を買うと、東京の11島でスマホを見せるだけで使える「3000円分の宿泊券+7000円分の加盟店で使える商品券」がもらえるというサービスです。つまり、3000円分の宿泊券は実質無料でもらえるということ。「実質無料」という四文字がどうしてこう胡散臭い単語ランキングの上位に君臨してしまったのかは定かではないけれど、これはそんなに胡散臭い代物というわけでもないです。

実はこれ、東京都が観光促進のために行っているもので、お得になっている分は助成金で賄っています。

助成金の理由?

神津島の年間の観光客数は、平成2年に86,000人だったのに対し、平成22年は34,000人と年々減少傾向にあります。これは神津島だけではなく、伊豆諸島や小笠原諸島全体に言えること。この状況に歯止めをかけるため、東京都が力を入れ諸島観光の補助を行っています。

しまぽ通貨の販売と利用の期間は平成30年度いっぱいまでなので、今年の夏の行楽にぜひ活用してほしいと思います。

▼詳細はこちら

東京の離島で使えるプレミアム付き宿泊旅行商品券「しまぽ通貨」の購入はこちらから。10,000円分のしまぽ通貨を7,000円で購入できるので3000円もお得!加盟店での宿泊やお買い物、アクティビティにご利用できます。スタンプラリーに参加して特典やサービスも。お得なこの機会に東京の島旅へ!

神津島を訪れる際の注意点


  • 島への移動手段や宿の予約は遅くても1ヶ月前まで
  • 島内にコンビニは0軒!必要なものは持参しよう!
  • バスやお店は17時ごろまでと思っておこう!(繁忙期を除く)
  • ジェット機の無料持込荷物の重量は5kgまで!注意!

島への旅は楽しい事ばっかりだけど、当然本土とは違う部分がかなり多くあります。キャンプのように不便さに楽しみを感じられるような人でないと、苦痛に感じる部分はあると思います。

宿や移動手段のキャパシティが少ないことは前述したけど、それに伴って宿と移動手段の予約も難しくなります。
船は2ヶ月前から予約開始、飛行機は1ヶ月前から予約開始で、どちらも予約開始すると即売り切れてしまうので、気合を入れて電話する必要があります。
ちなみに僕の場合、宿の予約は2ヶ月前からどこも満室で、20軒くらい電話してようやく確保できました。飛行機も1ヶ月前に即完売してしまい、キャンセル待ちでなんとか希望の便を取れました。確実にチケットを取りたいなら、時間はかかるけど船を選択するのも手です。

島内の移動もそこそこ不便で、本数の少ない島内バスを使うか、レンタサイクル・レンタバイクを使うかしかありません。

日中稼働しているタクシーは島に2、3台しかありません。
(何時間か前に予約しておけばなんとか来てくれるっていうレベル)

神津島までのアクセス

神津島に行くには、飛行機・ジェット船・大型客船の3つの選択肢があります。値段や快適さ、キャパシティにかなりばらつきがあるので、よく調べて前々から準備していくことをおすすめします。

飛行機 (新中央航空

速さ:◎ 安さ:△ 予約の取りやすさ:×

  1. 調布飛行場 ー(45分)ー 神津島空港

ジェット船 (東海汽船

速さ:○ 安さ:○ 予約の取りやすさ:○

  1. 東京・竹芝桟橋 ―(3時間40分)― 神津島港
  2. 静岡・熱海 ―(1時間30分)― 神津島港
  3. 神奈川・久里浜 ―(3時間)― 神津島港

大型客船 (東海汽船

速さ:× 安さ:◎ 予約の取りやすさ:◎

  1. 東京・竹芝桟橋 ―(10時間)― 神津島港
  2. 静岡・下田 ―(2時間30分)― 神津島港

下田からの大型客船に限り、自動車を運べます。島に車を持っていけるけど、正直観光程度で車を持ち運ぶのは現実的ではないかと。

移動手段と旅の計画はしっかり練ろう

参考程度に、今回の旅の僕のタイムスケジュールも紹介しておきます。

行きは大型客船で土曜の夜から日曜の朝まで船中泊して、帰りは月曜日の最終便の飛行機を選択しました。

1日目は体験ダイビングと温泉、夜は海岸で夕日と星空の下で映画鑑賞(スマホで)して、2日目は朝から天井山に登り、海水浴というかなり濃密でハードなスケジュールだったけど、さすがに2日では島全体を回り切ることはできなかったし、やり残したことも多いです。

ただ、この日程なら金曜日の夜に出て日曜日の夕方に帰ってくることも可能です。普通の土日がバカンスになるというのは、東京からほど近い伊豆諸島ならではの楽しみ方。

まとめ

普通のリゾート地より安く行けて、東京からも近くて、空いてて、食べ物も美味しくて、海も山もあって、どこを撮っても映えるし、人も優しい。あれ…行かない理由がないのでは!?

文章や写真で紹介しきれないほど、また2日や3日で味わえきれないほど、神津島の魅力はたくさんあります。是非沢山の人にこの島の魅力を知ってもらえればと思います。

▼神津島・体験ダイビング編

人生初のダイビングレポート!!死ぬまでにやっておきたいリストがあれば大抵の人は「富士登山」、「スカイダイビング」、「ダイビング」の3つを挙げると思う(めっちゃ勝手な主観)。そのうちのひとつ、ダイビングを伊豆諸島にある...

天上山登山編、グルメ編を追加で投稿する予定です。おたのしみに。

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