2泊3日の福岡旅行。2日目は電車で下関と門司を巡ることにしました。
のんびり散歩しながら下関の魅力を探りました。
▼博多のたび まとめ
電車で下関に上陸
鹿児島本線の各駅列車で博多駅から門司駅まできたら、山陽本線に乗り換えて関門海峡を通って下関まで来れます。
下関までは新幹線(新下関)で30分かからないという速さで行けます。今回は車窓の風景をのんびり眺めて鉄道のたびの風情を味わいたかったので、一番安い快速列車で移動しました。決してケチったわけではありません。ありません。
博多駅から下関への交通手段
交通手段 | 時間 | 値段 |
山陽新幹線 | 約25分 | 3,740円(指定席) |
特急きらめき(博多→小倉間)+山陽本線 | 約1時間10分 | 2,500円(指定席) |
鹿児島本線快速+山陽本線 | 約1時間45分 | 1,470円 |
また、山口県と言えば「角島大橋」も有名ですね。
僕も実行しようか検討したんですが、レンタカーを借りて1日かけて山口をドライブするのも楽しそうです。門司港にも行きたかったのと、夕方までに博多に戻る必要があったので今回は断念しました。
海峡ゆめタワー
「山口県や―!!初上陸やー!!」とウキウキで駅から出てみると、なにやらガラス張りのイカした建造物が見えます。
駅からは歩いて10分くらいの位置にあります。でも途中にはこれといってみどころはなさそう。
高さ143mの海峡ゆめタワーです。対岸の門司港レトロ展望室の103mよりも高く、関門海峡を一望できます。
が、僕は時間の関係で上まで登りませんでした(笑)
決して、下まで行ってみたら意外と高そうじゃなかったり、3連休なのに人気が全然なかったり、登るだけで800円か~~と思ってしまったわけではなく、時間の関係です。
ゆめタワーから唐戸市場の方まで歩くとなると、25分くらいかかるそうなので、近くのバス停からバスに乗ります。
駅から唐戸市場方面へ向かうバスは結構な乗車率です。唐戸市場の人気が伺えます。
現存する最古の領事館 ―旧英国領事館―
唐戸バス停で降りると、目の前にレトロなレンガ造りの建物が。
1901年に作られた旧英国領事館で、国の重要文化財にも指定されています。明治時代後半の下関は、経済や交通、外交において西日本では中心的な役割だったこともあり、周辺にも歴史的な建造物がいくつかあります。
領事館の中では昔と今の下関の変貌をタブレットを使ってAR(拡張現実)で学べたりと、資料館としての活用はもちろん、2階にはカフェもあって若年層でも入りやすい工夫がされていました。
唐戸市場
正直なところ、下関にはこの「唐戸市場」に来るためだけでも来る価値があると思いました。
海鮮好きもそうでない人も、朝・昼ご飯にぜひ立ち寄っていただきたい場所です。
▲唐戸市場についてまとめました
関門汽船で門司へ
唐戸市場の近く、カモンワーフの隣では厳流島や門司港行きの高速船が出ています。
迫力ある関門橋を真横に見たり、海峡を通る大型のコンテナ船の間を抜けていったりと、遊覧船気分です。
下関から門司港に行く方法は、関門トンネル人道を歩いて海峡を渡るか、下関駅から門司駅、門司港駅と電車を乗り継いで渡るかの選択肢がありますが、一番早くて楽ちんなのがこの高速船です。
大人は1人片道400円。なんと対岸までの所要時間は5分(運行間隔は20分)です。あっという間に門司港。
続きは門司港編へ…!