手相占い。言わずとしれた占いの一種ですが、横浜・中華街で「手相占い」ができるお店がいくつかあるのはご存知でしょうか。
その中でも一番安い、ワンコイン手相占いのコースを受けてみたので、僕と彼女の占いの結果とともにレポートしたいと思います。
どうも。生まれて初めて手相に行ったはしのです。生まれて初めてなので、どんな事言われたのか?を記録がてら紹介した記事です。手相自体の解説は詳しくないので割愛させていただきます。笑
[お知らせ] この記事が紹介されました!
看護師のための情報サイト『ナースときどき女子』さんの
なぜか当たる?未来が見える?占い好きな看護師さん必見の占い体験談まとめという特集で、
【横浜中華街】絶妙に怪しい手相占い(500円/3分)のお店『愛梨』に行ってみた
を紹介していただきました!
横浜中華街の500円占いの店に行ってみた
小籠包や焼餃子や中華粥を食べ歩き、中華街を食い倒れ散歩しているときのお話です。
▼近くにやたらパンダのお土産屋が多い、天長門
横浜中華街の玄関、朝陽門(青龍門)をくぐって左に進んでいくと、天長門が現れます。
門をくぐってすぐ右手に、目立つ占い屋を見つけました。
占い館愛梨 天長門店
アイリーって。見るからにうさんくさ…興味をそそる外見ですね。
ちなみに今回は彼女と二人で行っていたんですが、唐突に「占い行ってみたい」と言い始めたんです。
まあ、確かにこういうラフな機会でもないと、気合い入れて占いを挑みに行ったような感じで負けた気がするので(誰にだよ)、500円だし、まぁいいか。と入ってみることにしました。
中国…というよりフィリピンかタイの雰囲気を醸した女性に「中華街で口コミナンバーワンよ~!」と怪しい文句で招かれながら、恐る恐る店内に入ってみます。
お店に入る直前に「500円の手相は3分コースで、じっくり7分のほうは1000円です」と良心的に料金形態を教えてくれました。まずは小手調べということで3分コースでどこまで僕の本性を暴きだせるか、試してみようじゃないですか。
幸い僕が行った12時半頃は空いていて、待っていたお客さんはいませんでした。3時頃通りすがったときはかなり混んでたので、一応人気はあるようです。
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店内に潜入!
名前を書いて順番待ちします。
中にはレースのカーテンで区切られた狭い部屋がいくつもある空間がありました。占い師と客が対面して椅子に座り、みんな熱心に話を聞いています。
不安な気持ちを隠せないながらも、待合スペースに置いてあったパインアメを口に運んだところで順番が呼ばれました。
案内された部屋にいた占い師は、黒髪を真ん中だけ黄色に染めた奇抜なマダム風の女性でした。
話し言葉はとても丁寧ながら、口調はすこし棘のある感じです。
名前もかなりファンシーでしたが、許可はもらっていないので伏せておきます。
手相占い開始!!
占師「はいこんにちは。ここにお一方だけお名前と生年月日を書いていただけますか」
彼女と僕:(どっち先やる?)
占師「はい、チャッチャとやる!」
彼女「・・・じゃあ私から」
占師「今日は手相だけでよろしいですか?相性とか、そういうのは大丈夫ですね?」
彼女「はい」
占師「500円の手相は3分ですのでご承知おきください。はい両手出して……今何歳?」
彼女「24です」
占師「先生はっきり言う方だけど大丈夫?……オバチャンの手。ハリがないツヤがない。」
ピッ ←3分にセットしてあったキッチンタイマースタート
占師「(手のひらをなぞりながら)ここは知性とお金の場所なの。ここは外なる頭脳だから、なるべくなめらかでいてほしいの」
占師「これが生命線、これが頭脳線。メガネかコンタクトは?」
彼女「裸眼です」
占師「裸眼?でも右と左で視力がすこ~し違いませんかね?」
彼女「う~ん、ちょっと?」
占師「仕事してるでしょ?でもマイペースなのよね」
占師「で、これがお金(2回目)、これが対人関係。外面はいいのよ、そのかわいい顔で、おはようございます~って。でも帰ったら疲れた~って。無理して外面よくしてるからすっごく疲れるのよ。」
彼女「(笑)」
占師「運命線は上がってはいないけど、この感情線から上は、60歳。この頭脳線のところまでが40歳。60歳過ぎはなかなかいい線ね」
占師「あとはやっぱりお手入れが足りてないから、タオルとかをボディーシャンプーとかつけて洗って、丁寧にしてあげると(先生が手を差し出して)こうやってハリが出てくるから」
彼女「あ~なるほど!」
占師「ピアノかお習字か、そういうおけいこごとしてた?」
彼女「あ!ピアノと習字やってました」
占師「ねぇ。ちょっとそういうのが見えてます。あと食べ物がちょっと偏ってるかな。好きなものとかばっかり食べて」
占師「で、これがあなた、未来の旦那様、未来の子供。小指が薬指の第一関節まで届かないので…」
ピピピピピピピ! ←キッチンタイマーの音
彼女「届かないと?」
占師「あのー…成人して、親元離れても子供にお金を与えすぎるとね、三田佳子の息子みたいになるから。1ヶ月に50万も…」
ちょうど時間切れのアラームが鳴り始めたけど質問の返答というよりダメ息子の話題が止まりません。しかも超時事ネタ。それからもしばらく世間話。
占師「…だからね、結局は運気なのよ。先生は人相学もやっているからそういうのも見てあげることもできます」
そうして次は僕の番です。
占師「はい、次あなた。ボクは眉を細くし・す・ぎ!」
僕「え~(笑)」
ちなみに僕の眉毛は平均的か平均より太いくらいだと思います。てか手相と関係ないやん。
占師「いまいくつ?」
僕「23です」
占師「ぶつけたりするとすぐにアザができるねぇ」
僕「あ~、そうかも(そうでもないかも)」
占師「で、扁桃腺が弱いの?風邪を引いたら喉が痛くなったり、喋りすぎると痛くなったり。そういうのが出てるから…」
僕「あ~、確かに(それはある)」
占師「花粉症かアレルギーか、鼻炎か持ってる?全部持ってるでしょ」
僕「え、まさにです。全部持ってる(すごい)」
お店に入ってから鼻すすったりしたかな?
占師「右目と左目で0.・・・いくつか視力に差がある気がするの」
僕「ええ、ありますあります」
占師「大きな夢を描いてて、大学か高校時代になにかに憧れを持ってたんだけど、今ちょっと挫折してるかな」
僕「うっ…いろいろと心当たりが…」
占師「(僕の指の間を棒で突き刺しながら)あと、お金がね、ダダ漏れ。…運命線がこれ。まぁ、20代で完ぺきな手の人っていうのはいないので、これからこれから」
占師「バクチの才能はないから株やっても何やってもだめです。なまじお金増やそうだなんて思ってると損するわよ。ちょっと思ったんじゃないの?ねぇ。駄目よ。下手だから」
僕「うわ、やろうと思ってた。確かにうまくいった試しもない」
占師「(手を指差して)ここはやる気の部分なんですよ。スキルアップとか、資格とか。そういうことはやろうと思ってるんだけどなぁ、やらないといけないかなぁ。って思うだけで実行してないと思うのよね」
僕「っっっ…!!」
ちょうどこのへんでアラームが鳴る。ダメだしばっかりやんけ。
占師「はい、じゃあ500円ずつ頂戴します。はい、ありがとうございました~」
僕・彼女「ありがとうございました~」
結果
くそう。
結構合ってた。
ちょっぴり面白半分だったのもあって、ちょっと反省しました。
でも、手相の解説自体はかなりざっくりしていて、基本的に観察力を駆使して、人相と会話から性格診断してるんだろうなぁ。
あんまりオカルトは信じることも訝しげることもしない性格だけど、こうして改めて個別に占ってもらうと、自分について振り返るきっかけにもなるし、いいかも。
そして格安でスムーズに占ってもらえるのはアトラクションとしても面白い体験でした。でも意外と3分って短いんだな。次はもうちょっとじっくりやってもらってもいいかな・・・。
普段あんまり身近じゃないからこそ、たまには占いに触れてみるのも刺激的だと思いました。
占い館愛梨 天長門店
営業時間 | 平日 10:30~21:00 (最終受付20時30分) 休日 10:00~21:30 (最終受付21時00分) |
電話番号 | 045-222-3258 |
ホームページ | www.irie-yokohama.com |
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