太宰府天満宮に訪れたら、是非とも立ち寄りたいスターバックスがあります。
混雑必須かと思いきや、時間帯によっては土日でも空いていました。オシャレすぎるスタバと、周辺の表参道のお店をご紹介します。
どうも、普段記事を書くときは家で書く派のはしのです。普段は家だけど、やっぱりオシャレで落ち着いた空間で作業するとインスピレーションが湧いたり集中できたりするよね。
▼太宰府天満宮の記事はこちらです。ご一緒にどうぞ。
【太宰府天満宮】年に一度の「神幸式大祭」と御朱印と御神牛ナデナデ
スターバックス 太宰府天満宮表参道店
参道に溶け込み、かつ存在感を放つ店舗
観光地、特に由緒ある寺社仏閣の周辺では、基本的にチェーンの店舗や流行り廃りのあるものは敬遠されがちです。道路に飛び出た看板や、カラフルな店舗の装飾は規制されて、ベージュ1色のコンビニなども見かけるようになりました。
街中で人気のレストランやカフェも例外ではありません。
そんななか、太宰府天満宮の表参道に堂々と軒を構えるのがこちら。
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太宰府駅から太宰府天満宮へ続く表参道は距離にして約250mほどですが、その中でもひときわ存在感を放っている「スターバックス 太宰府天満宮表参道店」です。
存在感を放っていると言っても、大きな看板や派手な外壁をしているわけではありません。
遠目で見たら「なんか骨組みの家があるな」程度の見た目ですが、確実に他の建物とは雰囲気が違う。
他の建物より心なしか一歩下がったくらいの間合いでありながら、マンガの集中線のように吸い込まれそうな奥行きのあるビジュアルをしていて、通りすがったら誰もが立ち止まります。
伝統建築「地獄組」で造られたお洒落な内装
とりあえず中に入ってみると、やっぱりオシャレです。
後々調べてみると、この建物は「地獄組」という伝統的な建築方法で組まれたもので、東京大学教授であり建築家の隈研吾氏によるデザインだそうです。
地獄組って、すごい斬新なネーミングですが、一度組んだら外すのが難しいため強度を上げるために使われてきた組み木の技術なんだとか。日本では昔から障子などで用いられていましたが、この大きさの木をこれだけの数、しかも三次元(立体的)にというのは他ではなかなか他ではお目にかかれません。
入口前のイーゼルも驚愕の上手さです。ボスターかと思いました。
地獄組は入口だけではありません。奥に長い店内の壁と天井をすべて覆い尽くしています。使用しているスギ材の数は2000本というので驚きです。
角ばった木材が突き出しているので、少し頭をぶつけただけでも場合によっては出血ものです。が、ちゃんと手の届く範囲の角には透明のクッションがついているという配慮。
3連休は意外と空いていた
ネット上の口コミを見る限り、「いつ行っても混んでます」という意見が多かったので、まぁそりゃそうだよな、と思いつつも行ってみました。
僕がここを訪れたのは3連休初日の土曜日の午後4時くらいですが、店内の席は満席とはいかず、数席空いていました。
午後5時を過ぎると半分くらいになり、閉店前の午後7時ごろはガラガラでした。(閉店が8時というスタバも珍しい気がしますが)
基本的に参道の他の店舗も午後5時くらいで閉まり始めるので、そのくらいの時間帯であれば太宰府天満宮も含めて人混みを気にすることなく楽しめるんじゃないでしょうか。
スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店
営業時間 | 08:00~20:00 |
電話番号 | 092-919-5690 |
公式ホームページ | www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=1058 |
マップ |
その他の表参道のみどころ
珈琲専門店 風見鶏
こちらはスターバックスとはある意味対照的なカフェです。
純和風というか、大正レトロのような外観に、内装はかなりこだわりのあるアンティークの家具や食器でまとめられ、オルゴールの流れる空間の中でゆっくりと過ごすことが出来ます。
さらに、ウェイトレスの制服は華やかさを極力抑えた、「本物のメイドさん」といった雰囲気のデザインでした。立ち振る舞いもとても丁寧で、実に様になっています。
コーヒーのこだわりも相当なものです。香りも味わいも深く、甘いケーキと一緒に口に含むと、たちまち幸福が押し寄せるような気分になります。
特に驚いたのはコーヒーに添えられたジャージー牛のミルクでした。単体で飲んでみると、溶かしたバニラアイスのようなコクと甘みのあるミルクです。
価格はこのクオリティーと喫茶店であることを考えたら妥当な設定だと思います。
ここでしか味わえない雰囲気とコーヒーをぜひ味わってみてください。
珈琲専門店 風見鶏
営業時間 | 10:00~17:00 |
電話番号 | 092-928-8685 |
マップ |
太宰府の名物菓子、梅ヶ枝餅
▲梅ヶ枝餅/一個120円
太宰府天満宮の参道では梅ヶ枝餅、という食べ歩きできるサイズの焼き餅です。
中には小豆あんが入っていて、梅の味や香りはありません。太宰府天満宮の御神木がウメであることから、表面に梅の刻印を入れた餅を売り始めたんだそうです。
お餅は目の前で焼いてくれます。焼きたてはホクホクで、あんこも甘くてとても美味しいです。お土産用もあります。
維新の庵(松屋)
営業時間 | 09:00~17:30 |
電話番号 | 092-922-6125 |
マップ |
ふくやの明太子
明太子といったら「ふくや」が有名ですよね。
ここではカップとスプーンを貰って自由に店内を試食することができます。
定番の辛めのレギュラー明太子と、辛さを控えたマイルド明太子のほかに、家庭でちょっと使うのに非常に便利なチューブも扱っていました。
明太子って、いざ博多で買おうとすると1本でもけっこう値が張るんです。ふくやでは比較的リーズナブルでお土産に最適な明太子が買えます。それに試食が自由にできるとあれば、寄らないわけにはいきません。
さらに店内奥では、明太茶漬けや飲み物を飲めるお座敷が用意されていました。
味の明太子ふくや 太宰府店
営業時間 | 09:00~17:30 |
電話番号 | 092-929-2981 |
公式ホームページ | www.fukuya.com |
マップ |
さいごに
他にも、太宰府天満宮の参道では食べ歩きスポットやゆっくりできるカフェがたくさんあります。美味しいものがたくさんある福岡ならではの楽しみですね。
そして、どのお店もいい意味で商売っ気がないというか、みんなとても優しくてホスピタリティ溢れる人たちでした。昔ながらのお店も若者にウケるお店もあるので、非常に観光していて気持ちが良かったです。
太宰府天満宮を含めて、とても好きな場所になりました。