韓国・釜山観光の3日目の後半は韓国最先端の若者の街、南浦洞をスーちゃんの案内で歩きました。
3日間釜山を観光して、日本と違う部分・同じ部分、面白いところや学ぶべき部分が色々と見えてきました。
どうも、はしのです。TWICEっていいですよね。
前記事の投稿からめちゃくちゃ間隔が空いてしまいました。すみません。
これは、韓国人留学生のスーちゃんの案内で釜山旅行をしたときの記録です。
この記事では韓国旅行3日目、新世界百貨店を後にし、南浦駅についたところから日本に帰るまでの内容になってます。
▼3日目・前編の記事はこちら
若者の街、南浦洞を歩く
原宿みたいな活気のある街
南浦洞と書いて”ナンポドン”と読みます。
韓国では「ファッションの聖地」と呼ばれる街で、化粧品の店や高級ブランド、プチプラブランドまで様々なオシャレが集まる場所です。そのため若者を中心にめちゃくちゃ活気がある原宿みたいな街なんですよね。
街自体は港からすぐのエリアだけなので結構狭いんですが、この部分に商店街や市場が集中しているので、歩いていろいろ回ることができます。
国際市場の下町感も良き
南浦洞のシンボルは、「釜山タワー」という118mのタワー。龍頭山公園という南浦洞の北にある公園に建っているので、道に迷ったらこのタワーを探しましょう。
商店街は商品が道までせり出していてかなり狭いんですが、そこに人がごった返して凄いことになってます。その上、この辺りは道もゴチャゴチャしていて景色も変わらないので地図を見てもよくわかりません。
港町らしく鮮魚を売っている店から、揚げ物、飲み物、よく分からないものがあちらこちらで売られていました。買って歩きながら食べるのがデフォルトみたいで、みんなモグモグしながらショッピングしてました。
こ、これは・・・ナイ・・・キ?にしてはクイッとしすぎ!!
こんなふうに、市場にはパチモンのバカ安靴下が投げ売りされていたりします。有名ブランドのロゴの入った1万ウォン(1000円くらい)のパーカーが山積みされたワゴンがあったり、そんな激安商店街のすぐ近くに本物の有名ブランドの店舗があったり、その辺のカオスさも面白いのがまた南浦洞の魅力です。
光復路(ガンボッロ)通り
次第に時間もいい感じになってきました。
メイン通りの光復路(ガンボッロ)通りはファッション通りとも言われるくらいファッション系の店しかありません。まさに原宿・竹下通りです。歩いているのもほとんど若い人たちで、みんなオシャレです。
時期によってはイルミネーションもすごいらしいです。これもクリスマスの時期の表参道みたいな感じなのかな。
ほっこりする瞬間にも遭遇
生まれたばっかりくらいの子猫を手に乗せている大柄な男性がいました。こういうギャップ萌え、たぶん韓国でも需要あるんだろうなぁ。
写真OKか了承を得て、撮らせてもらいました(笑)
グルメの最先端を行く
スゴいインスタ映えなカキ氷
朝鮮半島で100年近く愛される氷菓子の「パッピンス」は、カキ氷と似ているものの、フワフワしてたりフルーツがたくさん乗ってたりして、なんか豪華です。ただ、バリエーションがありすぎて画像検索してもこれといったものが出てきません。
鹿児島で有名な「しろくま」みたいなやつもあれば、抹茶味やマンゴー味なども。僕らが食べたパッピンスも、紫芋(だっけ?)味の特大パッピンスに、添えられていると表現するにはデカすぎるチーズケーキが乗っていました。
僕らが行ったのはインスタ映えっていう言葉ができるちょっと前くらいだったし、それ以上前から韓国の若者はフォトジェニックなスイーツを研究してたんだなぁ。日々進化が止まらないパッピンス、想像力豊かすぎる韓国のソウルフード、おそるべし。
屋台でトッポギも買えちゃう
屋台には本当にいろんな種類の食べ物が売ってます。トッポギもあっちこっちで見かけました。やっぱり本場のトッポギは辛い!
日本ではまだ流行ってなかったトルネードポテト(じゃがいも1個をクルクル切って丸ごと揚げたやつ)も屋台で出ていました。伝統的に親しまれてきたものから最先端の誕生まで、韓国のトレンドを映すような魅力的な街でした。
ファッションが好きな人や、食べたことないような食べ物が食べたい人には南浦洞、オススメしたい…!!
日が暮れるまで食べ歩きしながらウィンドウショッピングにいそしみました。このあとはバーでお酒を飲んだり、巨大なファルス(意味はググってね)の彫刻が目印のお店で、普通のチヂミを食べたりしてスーちゃん宅に帰りました。
そして最終日(4日目)・帰国
3日間お世話になったスーちゃんとスーちゃんママに、お礼とお土産を兼ねて僕ら(韓国に来た3人)の写真と寄せ書きをを切り貼った小さいコルクボードをプレゼントしました。
なんでそんなものをあげたのか今となっては謎ですが、喜んでたので良しとしましょう。写真の中には僕のグラビア風な上目遣い全身ショットも入っていたので、今ごろ押し入れに仕舞われているのを願うばかりです。笑
飛行機に乗ったら、日本までは一瞬でした。あっという間すぎて、やっぱり海外旅行という気がしませんでした。笑
韓国にはまた行きたいけど、通訳なしだと不安でしかない。またスーちゃんにお願いして、今度はソウルに行ってみたいです。
旅の振り返り
3泊4日の韓国・釜山観光を通して、近いようで遠い韓国について色々なことを知りました。
とくに来客に対してのおもてなしの心をとても強く感じました。スーちゃんはサプライズでいろいろ準備してくれたり、全く不自由せずに観光できるように案内してくれたりしたし、スーちゃんママには空港への送迎からご飯、寝床まで本当に至れり尽くせりしてもらいました。おかげで飛行機代とお土産代くらいしかお金出してません。感謝!
他にも、韓国には日本製品はそれほど流通していないながらも日本のパクリ製品がいろいろあったり、とは言いながらも日本人には優しく、色んな所で日本語表記をしていたりカタコトで日本語が話せたりしました。
あと、外見的な特徴だと若い男の人は細マッチョかポチャポチャで二分していて、女の人はスタイル良くて美人かポチャポチャで二分しています。日本人からすると顔はみんなおんなじに見えましたけどね…!
外交面では冷え切ってる日韓関係ですが、政治的な仲の悪さは置いておいて、文化面はお互いに似ているところも多く、ダンスや食の文化が日本にもかなり入ってきてるのを見ると、両国ともに若者は嫌韓や反日の感情は抱いてないんじゃないかと思うんです。
少なくとも、韓国旅行のハードルは現状でも高いわけではないですが、もっともっと韓国旅行が身近で気軽なものになりますように!