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【山陰山陽ひとり旅】2日目前編、島根〜広島(出雲大社・厳島神社)編

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「行きたいところ全部行く人」でおなじみの僕ですが、2日目は世界遺産やら国宝やらの有名なところをハシゴしまくる予定を立てていました。
「玉造温泉→出雲大社→海岸ドライブ→厳島神社→錦帯橋→原爆ドーム」という欲張りコース!本当にこんな無茶苦茶なプランで無事たどり着けるのか…

どうも!はしのです!
旅が順調すぎて怖いです!今日もギッチギチに予定を詰め込んで行きたいところ全部行こうと思います!

訪問時点(2020年9月末)の情報です。
感染症の影響により営業情報は変更がある可能性があります。

1日目の記事はこちら

【山陰山陽ひとり旅】1日目、岡山〜鳥取〜島根(倉敷・足立美術館・玉造温泉)編

1日目から200km以上運転した上に1万5千歩歩くという所業(いや、修行か?)をこなしたので、夜も朝も温泉に浸かりました。いやぁ、生き返るぅ!
僕が泊まった宿はこの日、他に1組しか泊まっていなかったようで温泉も貸し切りでした。

素泊まりプランでの宿泊でしたが、朝チェックアウトする前にしじみのお味噌汁を振る舞ってくださいました。そうか、島根の宍道湖(しんじこ)はしじみが名産でしたね。

味噌汁が寝起きの体にしみわたり、心も体も元気100倍になったので出雲大社へ向かいます。途中、「↑出雲」の道路標識を見て一人でテンション爆上がりしました。

ひとりで来ちゃった。出雲まで来ちゃったんだなぁふふふ。

09:00【島根】縁結びの世界遺産「出雲大社」を参る

京都の寺社仏閣とか伊勢神宮レベルになると参拝客が多いので、いつも安い駐車場を見つけるのに苦労したりしますが、出雲大社は広めの無料駐車場が用意されていました。ま、出雲って全国津々浦々からはなかなかに来にくい場所ですからね…

残念ながらこの日は9月29日。全国から神様がやってくる「神在月」になる10月にギリギリ届きませんでした。とはいえ、きちんと縁結びのご利益はあるはずです。

広くてきれいにお手入れされた境内は、歩き回っているだけでも歴史を感じられ、平日の朝なので人も少ないのもありますが、非常に心地よく感じました。

「神楽殿にある巨大なしめ縄は重さ5.2トンで日本最大で、通常のしめ縄とは逆に巻かれていて、一番格式が高いんですよ〜」と修学旅行のガイドさんが説明していました。なるほど、確かにでかくて格式高そう…

しめ縄は数年ごとにかけ替えられ、今のしめ縄は2018年に取り付けられたもの。御本殿も遷宮が行われます。伊勢神宮の式年遷宮は20年に一度ですが、出雲大社の御遷宮は60年に一度で、2013年に葺き替えられたばかり。

出雲大社の御朱印は、「お気持ちをお納めください」と値段が設定されていませんでした。相場は300〜500円でしたが、せっかくお参りに来たので1000円納めました。お神札もいただいて帰りましょう。

10時頃をすぎると、修学旅行(遠足?)生や近所の小学生が写生しに来たりと団体客が多くなってくるので、その前に訪れるのがいいかもしれませんね。

11:00【島根】「旧大社駅」は穴場だけど超おすすめです

お参りを終えたあとは出雲大社から車で5分くらいの場所にある、旧大社駅へ。

明治45年に開業、大正13年に改築し、平成2年に廃止されるまで、JR大社線の駅舎として実際に使われていた建物で、東京駅や福岡県の門司港駅とともに国の重要文化財に指定されています。敷地内には無料で入れます。

近代和風建築の中でもかなり美しく豪華な建造物じゃないでしょうか。「大社駅」と書かれたゴシック体の駅名が若干浮いてますが(笑)
大正ロマンを感じる駅舎には、シャンデリアや駅員室など細かい装飾が保存されているので見どころいっぱいです。

駅舎裏手はプラットフォームと線路がそのまま残っていて、D51型蒸気機関車も静態保存されています。D51の運転席には自由に入れ、塗装の塗替えも定期的に行われているようでした。

僕が行ったときはお客さんがほとんどいませんでしたが、出雲大社に来たらぜひ訪れてみてほしい穴場です。

2020年10月末から2025年度まで「旧大社駅保存修理事業」による建造物保存修理工事実施のため、見学できない可能性があります。

旧大社駅|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】

大社駅前にあるそば屋「手打ちそば本家大梶」で昼ごはん

旧大社駅の前におそば屋さんがあったので、ここでお昼ごはんを食べることにしました。出雲と行ったら出雲そば。
なんで旅行してるとそば食べたくなっちゃうんですかね?不思議です。

三色割子そば(900円)を注文しました。

割子そばには食べ方があって、上の段から順番につゆを移しながら食べるそうです(知らなくて別々に食べちゃった…)。でも、平たい麺もつゆも、卵ととろろも美味しかったです。

出雲そばについて詳しくは「出雲観光ガイド」をごらんください。

13:00【島根】「浅利海岸」の風車と海の景色

出雲大社をお参りして宍道湖のあさりもお土産に買っておそばも食べたので、いよいよ島根県西部に向かって車を走らせます。
浜田方面に一般道を走ると、海や電車と並走したりするので超エモい雰囲気を味わえるので最高です。

今回、ひとり旅なのにレンタカーまで借りたのは、「出雲大社は車がないとキビシイ」のと「行きたい場所に行く予定をぎっしり詰め込みたい」、そして「日本海側をドライブしたい」という思いがあったからです。

島根の海沿いドライブがこんなに気持ちいいとは!!

そしてネットで知った「浅利海水浴場」の少し高台の場所からの景色が気になっていたので、行ってみました。

すげぇえぇえ!!!車のCMみたい!!それかコ○モ石油のCM!?

日本海側に住む人にとっては当たり前かもしれませんが、太平洋側(というか内陸)に住む僕にとっては風力発電の風車自体がほとんど見たことありません。

海と砂浜と風車がこんなに映えるなんて。自然の美しさと可能性を改めて感じました。

「道の駅ゆうひパーク浜田」で休憩

島根の海岸ドライブもこれにて終了。ここからはまた中国山地を越えて広島に向かうので、中間地点の浜田にて少し休憩します。

道の駅ゆうひパーク浜田からは、美しい海と港と吊橋が見えました。
この景色を眺めながらご当地飯でも間食として挟もうかと思ったのに、気づいたらモスバーガーを買ってました。なにやってんねん。

16:00【広島】修理中の世界遺産「嚴島神社」を参る

浜田から広島まではナビ通りに高速を乗り継ぎ乗り継ぎでなんとか16時に宮島口に到着しました。目的地はもちろん世界文化遺産の「嚴島神社(厳島神社)」です。

嚴島神社の大鳥居が80年ぶりの大工事中、というのは知っていたのですが、それなら尚更、できる限り近づきたいです。

潮の満ち引きによって嚴島神社は大きく風景が変わります。
僕の下調べによると、この日の干潮時刻が15時頃。水位が100cmを越えると鳥居に近づけなくなってしまうそうで、16時過ぎには100cmを超えます。一刻を争う状況でした。

船着き場から鳥居まで、土産物屋をガン無視でダッシュして向かいました。

きた!すげえ!!工事中だけどそこそこ近づけた!!

はぁぁ、これが嚴島神社…!!!はぁぁあ!!!

荘厳な大鳥居を前に唖然となりつつも、波は目に見えてジワジワと陸に迫ってきていたのでボーッとしてはいられません。
工事中の鳥居は、塗装の朱色も剥がされているうえに足場の密度も高かったのでシルエット程度しか見えませんでした。でもいいんです。これはこれでレアなので…くっ…。

きちんと参拝もします。本殿の柱の朱色(赤色?)の塗装が非常にきれいです。これぞ嚴島神社という感じですよね。回廊も一部工事で歩けない部分がありましたが、張替えたての床板を見たりできたのでオッケーです。
境内には縁起のいい数字の8が散りばめられているそう。歴史を知れば知るほど清盛や昔の人達の凄さを感じます。

島についてから小一時間もすると、だいぶ潮も満ちて「海に立つ鳥居」なんだな、と改めて思わされます。時刻は17時半を回っていました。

ここからは広島の宿に早めに行って休もうか、もうちょっと攻めて山口の錦帯橋も見ちゃおうかなぁ…とふと思ってしまったことで、2日目の僕はまだまだ僕自身に振り回されるのであった。

2日目後半+3日目の記事へつづく…!

【山陰山陽ひとり旅】2日目後編+3日目、広島・呉編

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