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【シンガポール】米朝首脳会談の舞台となったアソビの楽園みたいな島

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12日に開催される米朝首脳会談の会場が、シンガポール・セントーサ島のホテルに決まった。

このニュースを見た瞬間、聞いたことある名前にハッとした。
あれ?そういえば僕、4年前にセントーサ島に行ったことがあるよな!?

ということで、この機会に実体験も踏まえながら、娯楽のために作られたようなレジャー施設たっぷりのセントーサ島を紹介していくことにした。

6月12日に開催される、トランプ氏・金正日氏が直接対談するという国際的にも注目が集まる米朝首脳会談。
会場はシンガポール・セントーサ島の高級ホテルに決まったと、アメリカ政府から発表された。

“Capella Hotel on Sentosa Island” とある。

ではどうしてセントーサ島が選ばれたのだろう?
そこには、首脳会談の会場にするのに相応しい理由と、「トランプ氏だからこそ」な理由があった。

セントーサ島ってどこ?

そもそも、シンガポールはとても小さい国だ。
国土の面積は東京23区とほぼ同じ広さで、四方を海と川に囲まれた島国になっていて、北部でマレーシアへ渡る橋が2本架かっている。

狭いシンガポールの中でも特別栄えている部分が、オーチャードやマリーナとはじめとした中心街で、超高層ビルがひしめき合っている、アジアの金融や経済、大企業の中心ともいえる所だ。

そこからMRT(地下鉄)やタクシーで2、30分の距離にあるのが、セントーサ島。

首脳会談の会場に選ばれた理由は、主に以下が挙げられる。

  • 中心街から近い
  • 離島で警備がしやすい
  • 超高級ホテルがある

日本で行われた「伊勢・志摩サミット」も、小さな離島で道が限られていて、老舗の名高いホテルがある、という点から選ばれたので、共通している。

また、シンガポール屈指の観光名所として名高い。

シンガポールは赤道直下にあるため四季が無く、1年を通して摂氏27度ほどの気温を保っている。
雨季と乾季はあるが、1年中観光はしやすい気候なので「常夏のリゾート地」、というイメージもあるシンガポールだが、思った通り観光に訪れる人は毎年、人口の約3倍と驚異的な数だ。

シンガポールといえば、まず思い浮かぶのは「マーライオン」「マリーナ・ベイ・サンズ」(ホテルの上に絶景プールが乗っかってるとこ)だと思う。
それに次ぐ人気さを誇る観光地が、セントーサ島なのである。

島自体は人工的に作られたもので、面積は東京ディズニーランド10個分くらいだ。日本の離島ランキングTOP100にも入らないくらい小さい。
しかし、島の中にはこれでもかというほど娯楽施設が建てられている。

セントーサ島にあるリゾート施設


セントーサ島には、主にこんなものがある。

(テーマパーク)ユニバーサル・スタジオ・シンガポール、
        キッザニア・シンガポール
(水族館)マリン・ライフ・パーク
(プール)アドベンチャー・コープ・ウォーターパーク
(ショー)ウィングス・オブ・タイム
(カジノ)リゾート・ワールド・セントーサ
(ゴルフ場)セラポン、ダンジョンゴルフコース
(ビーチ)シロソビーチ、パラワンビーチ、タンジョンビーチ
(高級ホテル)カペラ・シンガポール、シャングリ・ラ ラサセントーサ、
       ソフィテル・シンガポール セントーサ、タンジェリン

どれもアジア屈指の、いや、世界でも屈指の規模や人気、高級さを誇る場所だ。

豪華客船も近くの港に停泊していたり。

この中で、僕が訪れたことがあるのは「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)」と、「アドベンチャー・コープ・ウォーターパーク」。
控えめに言っておくけど…

めちゃくちゃ楽しかった。

なので、ちょっとだけ紹介したいと思う。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポール

USSは、日本のUSJに次いでアジアで2番目にできたテーマパーク。
僕はどっちにも行ったけど、正直「USSの方が10倍くらい楽しかった」と言い切れる。

僕が行ったのは9月初めごろの平日だったけど、まず驚いたのはガラッガラなこと。

USJだと、アトラクションの待ち時間は休日なら2時間待ち、平日でも最低1時間くらいは並ぶと思う。
でも、USSでは休日なら30分~1時間、平日なら5~30分しか待たない。

というか、僕が行った時はほとんど「5分待ち」と表示されて2分くらいしか待たなかった。

トランスフォーマー・ザ・ライド”

もう一つ驚いたのは、アトラクションの種類こそ違うものの、1つ1つがかなり刺激的だ。

特に、トランスフォーマー・ザ・ライドは、3Dメガネをかけて激しく動く車に乗り込むんだけど、とんでもなく面白い。最近流行りのVRの数十歩先を行くようなリアルさ。
語彙力がなくて申し訳ないけど、他に表現のしようがない。これはぜひ体験してもらいたい。

ちなみに、ここは5分待ちだったので3回連続で乗った。

“ジュラシックパーク・ラピッド・アドベンチャー”

そして、「ジュラシックパーク・ラピッド・アドベンチャー」。すごい人気で、ここは30分くらい並んだ。
日本にも「ジュラシックパーク・ザ・ライド」があるが、あれは入門編だと思ったほうがよい。

USJでは「あ~結構濡れたね~あはは~」って感じだけど、
USSでは「あ˝ぁ˝ぁ˝ぁ˝ぁ˝ぁ˝!!!溺れる!!あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝!!!!」って感じ。

ゴンドラに乗って上から水がかかるというよりも、ゴンドラが浸水して行くみたいな訳の分からないアトラクション。

熱帯だからずぶ濡れになっても乾くけど、出口に有料の人間乾燥機があるくらいには濡れる。

そのほかにも、「リベンジ・オブ・ザマミー」や「キャノピー・フライヤー」、「マダガスカル・クレート・アドベンチャー」と、おもしろいアトラクションで満載だった。
シンガポールを訪れたときは、ぜひUSSで一日潰してほしい。

アドベンチャー・コープ・ウォーターパーク

日を改め、ウォーターパークにも足を運んだ。
せっかく南国に来たし、夏だし(シンガポールは一年中だけど)、その辺のビーチだと沖縄と変わらないし。ということで、ウォーターパークに行った。

ちなみに、一緒に行ったのは大学時代の後輩、タク。(彼についてはベトナム編で軽く紹介してます)
男二人だけど、かなり楽しめた。

サマーランドとか、としまえんとはわけが違う。行ったことないけど。

プールなのに、細部の作りこみが凄い。というのと、遊べるものが多すぎる。
大人から子供まで、全力で水遊びできる水の楽園だった。

スライダーの爽快感はマックスだし、流れるプールはめちゃくちゃ長いし、2万匹のきれいな魚と泳げるところもあるし、小さい子向けのアスレチックも完備。
とにかくきれいで、監視員がたくさんいて安全さも十分だった。

もうすぐ夏だし(シンガポールでは年中だけど)、そろそろプールにも行きたい。
日本にはここまでレベルの高いレジャー施設はなかなか存在しない。シンガポール最高じゃん。

ただ一点だけ注意すべきこととしては、恐ろしいほど日に焼ける。日焼け止めは気休め程度で、半日水着姿でいると肩とかの皮膚がボロボロになる。
シンガポールで水辺遊びする際は、イスラム教徒ばりに肌の露出を抑えたほうがよさそうだ。

▼ホームページの写真がめっちゃ面白そう感が伝わる

アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークのご紹介。Resorts World Sentosa(リゾート・ワールド・セントーサ)は、シンガポールを楽しむための様々なアトラクションをご提供しています。

とにかくVIPな島だった

他にも、カジノゾーンがあるが、当時は年齢が達していなくてカジノには入れなかった。

狭い島ではあるが、1週間かけても到底遊び切れないくらい色々あるのだ。

ちなみに、セントーサ島には僅かながら人家もある。とはいえ、超が5個くらい付くほどの高級住宅街。
家賃などは不明だが、シンガポール国内の適当な賃貸の家賃を調べると愕然とする。(ちなみにシンガポール国民は安い公営団地に住める)

リッチで、贅の極み。まさに、トランプ氏にぴったりなロケーションといえる。

首脳会談の会場は、アジアで最高峰の高級ホテルと言われることもある「カペラ・シンガポール」。
料金は最安でも1泊5万2千円~と、なかなか平民には縁遠いホテルだけど、人生で一度は泊まってみたいよね。

なにはともあれ、会談の成功を祈るばかりである。

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