【北陸2泊3日の旅】冬の富山・氷見・金沢を満喫する王道プラン (金沢編)

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ブリ!のどぐろ!日本酒!うまいもんだらけの北陸地方!!

北陸新幹線の開通で賑わいのおさまらない富山・金沢に行ってきました!富山の名所や見どころを写真多めでお届けします。

       

▼前半の富山・氷見編はこちら!

【北陸2泊3日の旅】冬の富山・氷見・金沢を満喫する王道プラン (富山/氷見編)

僕の北陸2泊3日プラン

【1日目・2/9(土)】 富山

東京駅→富山駅→富山市ガラス美術館アオヤギ食堂→富山城→ブルートレイン→富山駅→島尾駅→民宿 竹や

【2日目・2/10(日)】 氷見・金沢

氷見海岸→Umineco Coffee→氷見駅→べるもんた→高岡駅→金沢駅→近江町市場→尾山神社→8番らーめん→にし茶屋街富山21世紀美術館→ホテル 雨庵

【3日目・2/11(月/祝)】 金沢

近江町市場→兼六園ひがし茶屋街→久連波→主計町茶屋街→富山駅→東京駅

 

この記事では2日目の昼、金沢駅に着いてから最終日のおわりまでの様子をご紹介しています。長いですがどうかご覧ください。

【2日目後半】 近江町市場から香林坊、金沢21世紀美術館へ

2日目の午前中は氷見で過ごし、観光列車「べるもんた」で高岡駅へ。高岡駅からはあいの風とやま鉄道(第三セクター)でいよいよ石川県の中心・金沢駅に。

ついに来たぞー!初石川県ー!!

とテンション上がりめのところに、金沢駅のシンボル、鼓門(つづみもん) が迎えてくれました。デケー!!

 

・・・おっと、違った違った。これは駅ビルの中にある模型で、本物は駅の正面にありました。

 

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で、デケェ・・・!

この巨大な門は、北陸新幹線の開通よりはるか前の2005年に造られたもの。
加賀宝生(かがほうしょう)という石川県の伝統的な能楽の楽器、鼓(つづみ)から着想を得たデザインだそうで、木組みの力強さを感じるいかにもジャパニーズアートといったデザインです。

海外からの評価も高く、2011年にはアメリカの旅行雑誌で「世界で最も美しい駅14選」の6位にランクインしたほどです。

昼どきの近江町市場は激混みだった

金沢に来たらまず向かいたいは近江町市場(おうみちょういちば)。

金沢の台所、通称「おみちょ」は、観光客だけでなく地元の人たちも旬の生鮮食品を食べにやってくる大規模で大賑わいな市場です。
アーケードの商店街のような狭い路地に、大ぶりなカニが生きたまま売られていたり、ブリやウニ、ノドグロなど新鮮な魚介がギッシリ並んでいる様子は、日本ならではの市場の趣というか、味を感じるところです。

しかし、どこもかしこも大行列!ひええ~

昼時はガイドブックに載っているような海鮮丼のお店は店の外まで長蛇の列になっていて、並ぶのはそれなりの覚悟が必要です。僕らは幸い民宿でたらふく海鮮を食べてきていたので、お昼ご飯は違うところで食べることにしました。

ステンドグラスのある神社!?尾山神社

おみちょから少し南に歩くと、大きな鳥居が見えてきます。「尾山神社(おやまじんじゃ)」です。境内の梅はすこしですが花開いていました。雪と梅とウグイスって、めちゃくちゃ相性いいじゃないですか。なんでですかね?

尾山神社は1873年に前田利家を祀るために建てられた神社で、神門は津田吉之助によって1875年に造られたものです。

神門は神仏習合とはまた違う、擬洋風建築に中国風な雰囲気も取り入れた独特なデザインで、上のほうにはなんとステンドグラス(正確には格子状にはめられた色ガラス)が使われています。夜になるとライトアップされてまた幻想的になります。昔は海からも神門が見えた為、灯台として使用されていたそうです。

 

また、神門のてっぺんには現役の避雷針がついていますが、これは日本最古の避雷針といわれています。モダンなデザインの裏には様々な最新機能が取り入れられているんですね~!ムネアツ!

木製の御朱印帳(初穂料2500円)が人気なんだそうで。ありきたりな布製の御朱印帳とは差をつけたい人にはもってこいですな。

北陸のソウルフードといえば「8番ラーメン」だよね

そして金沢に来て、記念すべき最初のご飯で行ったのがここ、「8番らーめん」!

石川県民からの「なんでやねんー!ズコーッ」というツッコミが聞こえてきましたが、大丈夫です。『8番』は今年で創業52周年の北陸のローカルチェーンで、8マークのカマボコが乗ってるラーメンが有名な昔ながらのお店なんです。

麺や水は北陸産の素材を使用していて、なぜか塩だけ沖縄の久米島のものを使っているというこだわり。なんといっても中華の要領で炒めた野菜をふんだんに使ったラーメンが8番らーめんの誇りなんだそうです。

最近流行りの脂ギトギトでコッテコテなラーメンと違って、野菜たっぷりでスープにもしっかりだしが出ています。

唐辛子の辛みと胡麻だれの味わいがおいしい、「野菜担々麺(840円+税)」をいただきました。
担々麺というと激辛なイメージですが、辛さはほとんどなく、かつ中華の素材のおかげで風味は抜群、胡麻の香りも食欲をそそります。ひき肉もしっかり味がついてて美味しかったー!

北陸民イチオシのローカルフードは胸を張って全国におススメできる一品でした。

素朴だけどいい味出してる、にし茶屋街

金沢の趣きを色濃く残す金沢三大茶屋街という地域があります。「ひがし茶屋街」、「主計町(かずえまち)茶屋街」、「にし茶屋街」で、にし茶屋街は一番規模が小さく中心街から離れた場所にあるので、観光客が少ないのでゆっくり雰囲気を味わいたい人にぴったりの茶屋街です。

江戸時代、藩が街を治めていた時代に”茶屋街”として町割りされた地域の名残を現在まで受け継ぐ場所で、今でも通りにはたくさんの格子が特徴的なお茶屋さんがあります。

通りは約100mと短く、実際に行ってみると「あれ、これだけ!?」と思うかもしれませんが、お茶屋さんは1軒1軒素敵な雰囲気なので金沢巡りの休憩ポイントとして寄ってみてはどうでしょうか。有名な甘納豆のおみやげなんかもここで買っちゃいましょう。

「来客者の85%がプール映え目的」な21世紀美術館

にし茶屋街から21世紀美術館は、バスかタクシーでないと移動は難しいです。が、ちょうどバスは酷い混雑でした。いつも乗ってる満員電車を思い出しました。

「城下まち金沢周遊バス」は本当に便利な移動手段なんですが、いかんせん供給に比べて需要がかなり上回っているように感じました。1日乗車券を購入すれば決済も楽ですが、ICカードは「ICa(北陸鉄道グループ)」だけしか使えず、主にバスを利用する観光客は結局、現金清算。もうちょっと本数増やしてICカードに対応してほしいなー!!

そんなこんなで金沢21世紀美術館に到着しました。

美術館内の展示物は、無料で鑑賞できる展示、企画展料金(ちょっと高い)で鑑賞できる展示、コレクション展料金(わりと安い)で鑑賞できる展示に分かれています。
企画展とコレクション展のチケット購入列は同じなんですが、これがめちゃ混みます。企画展に行きたい人はコンビニ前売券を利用しましょう!

金沢21世紀美術館と、香川のベネッセアートサイト直島、東京の森美術館をめぐると割引や特製グッズがもらえる企画もやってたので参加してみました!(詳細は以下)

【ミュージアムリンク・パス】で金沢21世紀美術館、ベネッセアートサイト直島、森美術館をめぐろう

インスタでよく見るや-つ

このSNSで有名なレアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」は、プール内(地下)が有料ゾーンになっていて、地上は無料で入場できるようになってます。
実際、この作品くらいしか知らない状態できた人もたくさん居そうです。でもそれでいいんです。マーケティングってそういうものです。(誰目線)

館内の有料ゾーンはほとんどが撮影禁止ですが、ここは撮り放題。納得いくまで撮りまくっていきましょう。

他にも常設の展示を含め、様々な五感に訴えるようなアート作品がありました。常設展には、真っ黒で大きな「丸」があるだけの部屋、米○玄師のPVのセットみたいな不気味な部屋など、さすが現代アート。ちょっと人類にはレベル高いと思っちゃう感じの空間がとても良いです。

CS高すぎなホテルでゆったりとした時間を過ごす

21世紀美術館のチケット購入待ちの列に1時間くらい並んだせいで、宿に戻ってきたら宵の口になってしまってました。

金沢で宿泊する宿は「雨庵」さんです。
2017年にオープンしたばかりのホテルなんですが、このホテル、ホームページを見るだけでどれだけオシャレなのが伝わると思いますが、実際に泊まってみると信じられないくらいCSが高すぎて衝撃を受けました。

「(C)ustomor (S)atisfaction」=顧客満足度

CSとは顧客満足度のことですが、雨庵の場合はその料金に対してとんでもなくクオリティが高いです。接客、部屋、ご飯、コスパともにオールAです。繁忙期なのによく予約取れたな。

金沢にはいい値段のする旅館やホテルもたくさんありますが、それらに引けを取らないサービスにも関わらず値段はかなりリーズナブルです。これがもう一つのCSな点でした。

「(C)コストに比べて(S)サービス高すぎ」

基本的なアメニティはもちろん、おしゃれな館内用の浴衣をはじめ、持ち出し可能な観光案内用スマホ、入浴剤、フリードリンクまで、これでもかというほど痒い所に手が届く気配り、本当に感動しました。

21時から23時には、宿泊者に無料で夜食のお蕎麦を出してくれます。数種類の日本酒も提供しているので、時間がゆっくり流れているような居心地の良さのラウンジでお酒や加賀棒茶(ほうじ茶)を飲みながら、金沢観光の1日の思い出を振り返ったり、明日の予定を練ってみたり。

チェックインしてから就寝するまで、非常に快適な時間を過ごすことが出来ました。

(C)チョー(S)スヤスヤ寝れました。

【3日目】 兼六園・三大茶屋街を歩く

朝食も雨庵にていただきます。指定された時間に再びラウンジに向かうと、洋風か和風かを選択するよう言われます。僕はここで肝を据えて【のどぐろ】を食べることを決めていたので、意を決して和風を選びます。

のどぐろ(別名:アカムツ)は一般的に高級魚とされ、白身魚の王様とも言われるほど重宝されている魚です。西織圭選手が2014年の全米オープンで準優勝して凱旋帰国する際に「(いま食べたいものは)のどぐろ」と言ったことや、日本テレビ系列「秘密のケンミンSHOW」で紹介されたことが理由で最近人気が上がっているんだとか。
ホッケは1kgあたり2500円程度が相場なのに対し、漁獲量が少ないのどぐろは200gあたり2500円と約4倍の価格差があります。気軽に日本酒のお供に出来ないなぁ。

初めて食べたのどぐろでしたが、ホッケより脂がたっぷり乗って身が締まっていて、さすが白身魚の頂点に君臨する魚です。めちゃくちゃ美味。素材を最大限に引き出す焼き方。大葉と紫大根のおろしと特製醤油も相まって、ほっぺたがポロポロ落ちました。

のどぐろ以外の料理もこだわりを感じられます。大きな器の豚汁、美味しいドレッシングのサラダなど、朝からお腹いっぱい美味しいものを食べられて充実のスタートになりました。

「おみちょ」にリベンジ。朝は空いてた!


お腹いっぱいのままですが、雨庵から5分くらいで行けることもあって、昨日めちゃ混みで食べ歩きできなかったおみちょ(近江町市場)に再訪しました。

3連休3日目の朝のおみちょは、比較的すいていました。前日昼は長蛇の列だった近江町コロッケも半分以下の列になっていて、すぐに食べられました。
えびコロッケもかにクリームコロッケも、新鮮な素材の味がごろごろ詰まっていて最高でした。お腹いっぱいなのに、コロッケだけでは飽き足らず、新鮮なウニも食べ歩き(ちゃんと止まって食べたよ!)。

兼六園にて日本庭園のある家に住むことを志す


おみちょとめいてつ・エムザの間の地下通路にあるコインロッカーに荷物を置き、兼六園までバスで向かいます。相変わらず車内は混んでいましたが、すぐに到着しました。

日本三大庭園のひとつ、兼六園は「金沢といえば」な観光地ですね。
加賀藩の拠点、金沢城のすぐ脇の広大な土地を使って作られた3万5千坪もの大規模な日本庭園は、四季それぞれで美しさを感じられるように設計されました。

これが現存する、日本最古の噴水です。江戸時代の末期に造られたもので、水源の霞ヶ池から標高差を利用して水を噴き出しています。ホースの口をつぶした時みたいな出かたをしてるんですけど、案外勢いが良くて面白いです。

昔の人はよく考えたなぁ。まぁ、古代メソポタミア文明で噴水の跡があったとかなかったとかいう説もあるんですがね。

園内には植物がたくさんあります。桜や紅葉がきれいなのは言わずもがなですが、松に魅力を感じることって、普段少ないんじゃないんでしょうか?
そんな松の魅力を知ることも、兼六園ならではの楽しみ方です。

園内には根上の松(ねあがりのまつ)という根っこが地上にせり上がった巨大な松の木や、冬の風物詩「雪吊り」も必見です。

子どもの頃は盆栽の魅力が全く分からなかったですが、最近ちょっとやってみたいと思うようになりました。自分だけの庭園を持てたらなぁ、なんてね。

着物が映えるひがし茶屋街・主計町茶屋街

そして最後に訪れたのは、金沢を代表する町並み「ひがし茶屋街」です。

金沢三大茶屋街のなかでは最も規模が大きく人気がある街で、外国人観光客も多く見受けられます。
ちなみに、金沢を歩いていて一番思ったのは、全体的に外国人よりも日本人観光客の割合のほうが圧倒的に高いということです。東京や富士山周辺の観光地は、いまやアジアの民族がひしめき合う異文化交流ゾーンと化していますが、金沢や富山ではそこまで外国人の存在を感じませんでした。金沢に来ている外国人は欧州系・欧米系の人が中心です。

ひがし茶屋街の中心部にお店を構える「久連波(くれは)」さんで和菓子と抹茶をいただきました。定番の金箔ソフトはなんとなく食べる気にならなかったので、ちゃんとした和菓子を(笑)
2階の窓際からはメインストリートが見え、趣きを堪能しながら和菓子も味わえます。

石畳の通りには昔ながらの和菓子屋さんだけでなく、和雑貨や和菓子のショップ、町家カフェなど、流行も取り入れたおしゃれなお店も立ち並びます。

▼浅野川(左)と鏡花のみち(中央)、主計町の街並み(右)

帰り際に、「主計町(かずえまち)茶屋街」も通ってみました。

江戸時代に区画が振られたひがし茶屋街とにし茶屋街とは違い、ここは明治時代に形成された街並みです。狭い路地のなかには、曲がりくねった階段や坂が。裏路地フェチにとって、主計町の裏路地はグッとくるものがあります。なんていうか、太ったノラ猫に案内されて迷い込んだ場所って感じです。

文豪・泉鏡花の遊び場だったという久保市乙剣宮という神社や記念館もあるので、文学好きは訪れたい一角ですね。

金沢駅から東京へ。さらば北陸

といったところでタイムリミットも迫ってきたので、一旦おみちょの荷物を取りに行ってから、金沢駅に戻ってきました。ひがし茶屋街から富山駅まで徒歩で来たことになりますが、案外大変ではなかったです。

三連休最終日ということもあって、16時ごろの駅のお土産屋さんはかなり混んでました。

▲富山駅を出たあたりの車窓

そして帰りの新幹線で、初めて立山連峰を拝むことができました。市内を取り囲むようにそびえるりりしい山々・・・!いいッ!

東京まではあっという間でした。ちょっと余韻があるくらいがちょうどいいのになぁ。

かかった旅費と振り返り

さて、今回の北陸2泊3日の旅でかかった費用を簡単にまとめてみます。

項目 費用(1人あたり)
移動費
新幹線 指定席
(東京→富山)
(金沢→東京)
べるもんた 指定席
乗車券、普通列車
路線バス
6,050円
6,580円
520円
15,640円
600円
宿泊費
竹や(2食付き)
雨庵(朝食付き)
12,960円
16,450円
食費 7,410円
入場料
富山市ガラス美術館
金沢21世紀美術館
1,400円
360円
お土産とか 1,200円
合計 69,170円

いやぁ、破産破産。僕が大学時代に3泊4日で行った台湾旅行より全然お金かかってますからね。さすがに3か月に1回のペースでこれだけ旅行してると色々まずいです。それが生きがいだからいいんだけど!

ただ、3日間に富山と金沢での観光をまとめた今回の旅程でしたが、カツカツに感じることもなく時間が空いてしまうこともなく、かつ臨機応変にゆったりすることもできて、そこそこ理想的な回り方ができたと思います。

富山県と石川県は初上陸だったので、これで僕の日本制覇の達成率は23都道府県に。35歳くらいまでに全国制覇したいと思ってますので、10年越しくらいで気長に応援してください。笑

 

【北陸2泊3日の旅】冬の富山・氷見・金沢を満喫する王道プラン (富山/氷見編)

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