最先端の音と光の演出とともに行われるイルカショーが、品川駅から徒歩2分の場所で毎日行われています。
「幻想的なクラゲのエリア」や、「ナイトバージョンのイルカショー」が超オススメなので紹介します。
どうも。はしのです。実は僕、会社の写真部に所属しているんですが、先日その活動として品川の水族館に行ってきました。
ので、そのときの写真とレポートを載せていきます。
「マクセル アクアパーク品川」とは
インスタ映えを量産できる「マクセル アクアパーク品川」に行ってきました pic.twitter.com/bfVuJwcwxB
— はしのさん@旅ブログの人 (@aotabi_) 2018年9月3日
マクセル…?そんな名前だったっけ?という方もいると思います。
そう、ちょっと前までエプソンの名前が付いた水族館でした。
2005年に「エプソン 品川アクアスタジアム」としてオープンし、2015年7月に「エプソン アクアパーク品川」としてリニューアルオープン。2017年10月からはmaxellがネーミングライツを取得し「マクセル アクアパーク品川」になり、現在に至ります。
品川駅から徒歩2分という都心の便利な立地と、規模の大きさ、最新鋭の演出で、日々メディアやSNSで話題に上がることの多い水族館です。
営業時間 | 10:00~22:00 (9時開場の日もあり。公式HPをご覧ください) |
入場料 | 大人:2200円(高校生以上) 年間パスポートは4200円 中学生:1200円 年間パスポートは2300円 小学生:1200円 年間パスポートは2300円 幼児:700円(4才以上) 年間パスポートは1300円※周辺施設・ホテルの利用で割引の制度あり |
公式HP | www.aqua-park.jp/aqua/index.html |
マップ |
そんなマクセル アクアパーク品川の「見どころ」はこれ!
- 幻想的なクラゲの世界
- 世界でここだけの魚が見られるトンネル水槽
- 音と光で圧巻のイルカショー
館内は2階建てで、11のゾーンで構成されています。
室内なのに遊園地のようなアトラクションもあって、都心にある割にとても広く感じます。
季節で変わるイベントも注目
季節ごとのイベントも行われています。今回のイベントは今週末まで(2018年7月1日(日)~9月9日(日))開催されていた「花火アクアリウム BY NAKED」。入口付近を中心に、ショーや館内の様々な箇所が夏を意識したものになっています。
和傘やディスプレイ、プロジェクションマッピングを使った光の演出と水族館の融合は見事。小道具に凝っていても水槽がないがしろにならないように工夫されています。
下の写真右側はおしゃれなカフェバーになっています。
ちなみに、9月15日(日)からは「AQUA POP HALLOWEEN Directed BY NAKED」というハロウィンのイベントに切り替わるそうです!お楽しみに!
不思議な光のクラゲゾーン「ジェリーフィッシュランブル」
クラゲって、なんか神秘的な生き物ですよね。静かに眺めていると、生命の神秘を感じます。
骨のない無脊椎動物で、体の9割以上が水で構成されているクラゲは、脳も目も心臓もないらしい。
無機質に水の流れに身を任せてプカプカしてるだけかと思いきや、「赤い薔薇には棘がある」ように、一見清楚に揺らめくクラゲもに強力な毒があり、天敵から身を守ったり捕食したりしているんだそうです。
そんなクラゲが暗い鏡張りの部屋で、ゆらゆら移りゆく鮮やかな照明に照らされています。なんてファンタジーな空間…!
クラゲは英語でジュエリーフィッシュ。宝石のように透き通って優雅な姿に、光によって磨きがかかる、そんな演出が非常に素敵です。
ベンチとかあったら一人で永遠に座ってると思います。ないけど。
蛍光色に発光する不思議なサンゴも
光の届かない深海で色鮮やかに発光するサンゴの生態は、いまだ分かっていないことが多く、神秘に包まれているんだとか。(特に紫外線を照射すると発光しやすいらしい)
この水槽でも色鮮やかなサンゴや小魚が観察できます。
巨大水槽の中を歩ける「ワンダーチューブ」
これぞ水族館、という光景です。
10種類のエイやサメ、群れをなす小魚など、たくさんの種類の魚が縦横無尽に泳ぎ回っているのがこの「ワンダーチューブ」と呼ばれるゾーン。
沖縄の「美ら海水族館」のように超巨大な水槽で、超大型な魚がいるというわけではないですが、優雅に泳ぐエイや魚の群れを眺めていると、気分はさながらダイビングです。
特にこれ、ドワーフソーフィッシュ(ノコギリエイ)を展示しているのは世界で唯一ここだけだとか。
ノコギリザメとよく似た、ちょっといかつい風貌のエイです。
頭部のノコギリ状の角みたいなものは、吻(ふん)という名前で、ノコギリのようにギーコギーコと使うわけではなく、小魚を叩き殺したり穴を掘ったりと見た目に反して地味な用途のようです。
小型魚の楽園「リトルパラダイス」
大きな水槽の周りには、「リトルパラダイス」という熱帯魚のエリアもあります。
某3Dアニメ映画で一躍有名になったカクレクマノミや、砂からにょきっと顔を出すチンアナゴなど、かわいい魚がたくさんいます。
ジャングルをイメージした熱帯地方の魚や、爬虫類のゾーンもあります。爬虫類ってかわいいですよね。飼うまでには至りませんが、ペットにする人が多いのもわかる気がします。
大量のピラニアが入っている水槽はさすがに見てるだけでも身震いしました。
最先端技術と融合した「ドルフィンパフォーマンス」
「ドルフィンパフォーマンス」、通称イルカショーは、毎日午前11:30から1時間半ごとに約7回行われています(日によって変わることがあります)。
1階のショーは大体15分弱で、ノンストップで行われます。
丸いプールを囲むように座席が並んでいますが、完全自由席なのでショーの1時間くらい前から席が埋まり始め、直前になると立ち見の人もあふれかえります。
座席は1~4列くらいが水のかかりやすい位置です。「かかりやすい」というのは予防線的な表現ではなく、実際は「イルカが容赦なく水をぶっかけてくる射程圏内」という意味で、ここにいるとほぼ確実に濡れます。
ちょっと厄介なのは、プールの水が海水なので、濡れるとちょっと匂うことです。帰りの電車で「こいつ、磯臭いぞ」と思われないためにも、100円で販売している簡易のカッパを買いましょう(一応、ショーの後にタオルも配ってくれますが)
個人的にお勧めしたいのが、夜に行われる、ナイトバージョンのドルフィンパフォーマンス。
夜のショーがオススメな理由
- 水のカーテンに映るプロジェクションマッピングがきれい!
- 前の席でも昼間のショーより水がかかりにくい
- 昼間のショーより空いている
ええ、ご覧の通り、メリットしかないです。
エッシャーの絵画のような色合いに照らされたイルカのパフォーマンスなんて、他ではなかなか見ることができません。しかも昼間の混雑が嘘のように空いています。
まぁ、水がかかりにくいとはいえ、場所が悪いと思いっきりかかったりします。こればっかりは。
ショーは本当に素晴らしいという言葉に尽きます。
音楽とプロジェクションマッピングによって作られた舞台で、8頭(たぶん)のイルカが見事なタイミング・コースで泳いだりジャンプしたりと、完璧な演技を披露します。
実はロボットなんじゃないかと思うくらいの緻密さ。なんでそんな動きができるんじゃ…
最後の30秒間くらいはあいた口がふさがりません。すごすぎて。
気になる方は自分の目で見てみてください!!
さいごに
出口で手の甲にスタンプを押してもらうと 当日であれば再入場できるので、「空いている午前中に一通り見て周って夕方にショーを見に戻って来る」なんていう楽しみ方もできちゃいます。
また、1年に2回以上来るなら年間パスポートのほうが絶対にお得です。遊園地などとは比べ物にならないくらいの安さなので、魚好きな方は買ってみてはいかがでしょうか。
今回は写真好きな会社の仲間と一緒に行ったわけですが、撮影目的の集まりでも非常に楽しめました。暗いシーンや高速で動き回る魚を撮るのは一苦労ですが。
もちろん、デートや家族のお出かけ、一人で撮影技術の特訓をしにくる使い方もアリじゃないかなと思います。
この記事で使ったレンズ
ちなみに、今回の記事で使っている写真は以下のレンズで撮ってます。
・NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G
・NIKKOR 35mm f/1.8G
・NIKKOR 50mm F1.4D
レンズの紹介はこの記事でしております~~~ご参考までに!